『縁は異なもの味なもの』
縁とは不思議なもの。
この諺は主に男女の縁について言うようですが。
性別なんて関係なく、
縁とは不思議なものだなって思います。
今日は親友のぽんちゃんとの出逢いについて。
何年も前の話です。
私とぽんちゃんはネットで知り合いました。
共通の趣味の人が集まるSNSで知り合ったのです。
お互い似たような気持ちを抱えていて、
趣味の話以外もするようになりました。
私もぽんちゃんも生活に嫌気が差し、
生きる力を無くしていました。
いつ死んでもいい、そう思うほどに前を向けない。
そんな時期でした。
いろんな話をし、会って話したいねー、となった時です。
当時、私は毎年家族旅行で高野山と熊野へ行っていたのですが、その年は急遽京都へ行くことになったのです。
ぽんちゃんも京都なら行ける、と京都で会うことになりました。
待ち合わせ場所で待つ時、なぜか手が震える。
寒いわけでもないのに震えが止まりませんでした。
待ち合わせ場所にぽんちゃんが来て、
どこかお茶しに行こうと2人並んで歩いた時、
お互いの近くの手が震えます。
お茶して向き合った時には両手が、
右手を出して近づけてみれば右手が、
左を出して近づけてみれば左手が震えました。
その時は理由まではわかりませんでした。
まさか、この出逢いが私たちの生活を大きく変えていくことになろうとは。
この時はまだわかっていませんでした。
その日の夜までは…。
（続きます）
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