神様は血を嫌います。

人間だけでなく、動物に血は流れていて、

生きるためには必要なものです。

それでも、身体の外に流れ出てしまう血を神様は苦手としています。



女性特有の生理。

生理は子供を産むために大切なものです。

ですが、血が流れる以上、神様は苦手なのです。

生理中には出来る限り、

神社への参拝は避けてください。



旅行で神社へ行くなら、

生理になりそうな日は避けます。

避けたのに、予定が狂って突然なってしまった。

この場合は仕方ないかと思います。

神様もわかってくださいます。



私の経験上、

本当に呼ばれている時であれば、

自分の身体のほうが調整されます。

生理がいつもより早く来て、

すっきりした状態で旅行に行けたり、

予定が遅れて神社への参拝が済んでから生理になる。

そういうことはあります。



神様も様々で、多少耐性のある神様もいれば、

まったく耐性のない神様もいます。

生理に関しては、女神様の方が耐性は強いかな、

と感じています。

男性の神様は、話をしてくれないどころか、

出てきてもくれなかったことがあります。



そこまで血が苦手なら、

女性神職はどうしてるの?

生理休暇なんてないよね?

と思われるかもしれませんが、

神職は、ご奉仕先の神社の神様にとっては家族です。

家族の生理については気にしませんので、

生理中にご祈祷を行おうが参拝者には影響ありません。

どうぞご安心ください。




女性特有な血の穢れとは別に、怪我で流れる血について。

怪我をして血を流している時に神社へ行くような人はいないと思いますが、神社内で怪我をしない、とは言い切れません。

十分注意した上で、神社のご奉仕中に怪我をして血が出てしまった。

そういうことであれば、神様も眷属も気分を損ねることはしません。

守りきれなかった、と悲しむほどです。



ですが、自らの不注意によって流してしまった血はどうでしょう。

以前にも書きましたが、神様の山を裸足で歩いて、足の裏を怪我して血が出てしまった。

この場合、神様は心を閉じます。

元々、神様の前で裸足は失礼なこと。

嫌がることをしておいて怪我をして神山を穢した。

自分の欲によって穢しているので、

どんなに神様のことが好きだとしても、

神様は心を開いてくれません。



穢れ=気枯れです。

神社内へ穢れを持ち込まないよう、

神社へは、万全な体調の時に訪れるようにしてください。