『止まりさえしなければ
どんなゆっくりでも進めば良い』
孔子の言葉です。
（物事が思い通りにいかない時でも立ち止まらずに一歩一歩と歩み続けていれば、自分の思っていた以上に前に進んでいたりする。ゆっくりでも歩んでいこう）
10年以上前ドン底だった時に
多分リクルートかなんかの
web広告に載っていた文章でした。
でもこの言葉がものすごく刺さり、
メモしてトイレに貼って
何かあるごとに読んで
自分を励ましていました。
長年ご利用されているクライアントさんが
将来の不安からドン底に落ち込んでいて、
かつての自分のようになっていたので、
この言葉を送りました。
15年前、
上の先生から整体学校の卒業を早めて
西三河のスーパー内で
整体院をやるよう指示され
施術経験がほとんど無いのに
ほぼ無給・無休状態で必死に働き、
生活費が無いから借金生活。
（ロイヤリティ5割だと開業直前に聞かされ
どう考えても無理だから2度断ったけど、
「夢を諦めるのか！？」
「成功したくないのか！？」
と精神論でなんか説得され
突っ走ってしまった無謀な私…汗）
開業一年以内に辞めたら罰金１００万円
という契約に怯えて辞めるに辞められず
生活費を補うべく
深夜にバイトしたくても
当時3歳の息子を置いて出るわけにもいかず…
電気・電話が明日止められる…
ノックや電話の音に怯える
という日々…
どうすることも出来なくて
目の前が真っ暗だったあの頃。
死にたいけど
息子を残して死ぬわけにはいかない。
でもある日、
私が寝たまま、
真っ白な光に包まれて上がっていく夢を見て
（実際に上がっていく感覚もあった）
「やっと死ねる！」
と喜んだのを覚えています。
生きることを諦めてしまっていたんだな…
そう気付きました。
その数日後、今度は夢の中で、
寝ている自分の顔の前にまばゆい光の中から
何人もの人の優しい顔が覗き込み
彼らからものすごい限りない愛を感じました。
こんな私でも、誰か分からないけど
愛を持って見守ってくれている存在がいるのだと感じて、力をもらった気がしました。
あれから15年……
（綾小路きみまろかっ！）
あの時の夢の中の
惜しみない愛を感じた体験と
今もトイレに貼ってある孔子の言葉
それにより生かされてきました。
孔子の言葉は
すっかりボロボロになってしまったけど
何かあるごとに今も眺めています。
他の絵葉書やポスターは
古くなって剥がしたけど
これだけは今も剥がせない。
こんな時だから、
不安になっている人は沢山いると思います。
私が元気付けられたように
この孔子の言葉が
誰かを励ましてくれるならと思い
私の黒歴史を書いてみました。
嘘みたいな話だけど
生かされている
そう感じた本当の話です。
さっきfacebookで誰かが書いているのを見て
気付きましたが、
今日はお釈迦さまの誕生日なんですね(^^)
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