昨日、息子の中学校から
「2年○組で、インフルエンザにかかった生徒が増えてきたため明日から二日間、○組が学級閉鎖になります」
というメールが送られてきました。
うちの子のクラスではないですが、
息子も用心して授業中マスクをつけているようです。
今日は『大寒』だし、まだまだ寒いので、
身体を温めてくれるものが飲みたいですね^^
身体を温めるのによく生姜紅茶がいいと聞きますが、
薬膳で言うと緑茶は涼性、紅茶は温性なので、
身体を温める紅茶と同じく温めるショウガで
身体を温めるとされているんですね。
私は「ちょっと寒気がするし風邪をひきそう…」という時は
この生姜紅茶にさらに温めるものをプラスします。
シナモンと葛粉です^^
寒気がある風邪の初期症状に効く葛根湯に含まれる成分、
葛根・麻黄・桂枝・芍薬
・生姜・大棗・甘草 のうち、
手軽に手に入るのが
生姜=ショウガ
葛根=クズの根っこ=クズ粉
桂枝=シナモン=ニッキ
これを生姜紅茶に混ぜて、
葛根湯もどきドリンクを作ります。
ショウガは葛根湯にも含まれる生薬でもあり
発散作用(温めて汗をかかせる作用)、
健胃作用があるので、胃腸が弱っている時や、
身体を温めて汗をかいて早く熱を下げたい時などに
昔から使われていた食材です。
葛粉は、くず餅やくず切りに使われる他、
発汗作用・鎮痛作用があり、
風邪や胃腸不良(下痢)の時の民間治療薬として
昔から使われている生薬でもあります。
シナモンはお菓子などに使われる香辛料ですが、
体を温める作用、発汗・発散作用、健胃作用を持つ生薬でもあります。
これらのうち、葛粉については生姜紅茶に普通に混ぜるだけでは混ざらないので、鍋で煮溶かす必要があります。
葛粉を入れて煮溶かすとトロッとした食感になります♪
あと葛根湯に含まれる大棗(たいそう)というのが
ナツメの実のことです。
強壮作用・鎮静作用があり、貧血気味の女性にもおすすめです。
ドライフルーツが手に入ったら、
生姜紅茶を飲みながらナツメを食べるのもいいですね^^
風邪というほどではないけれど、
身体を温めたい…という時には是非!!
毎年、庭で採れた夏みかんをお客様にいただくのですが、
皮を細く切って網で乾燥させて保存しています。
無農薬ということが分かっているから安心して使えます。
漢方薬によく含まれる陳皮(ちんぴ)というのが
温州みかんの皮を乾燥させたものですが、
健胃作用、咳止め作用があります。
上の夏みかんの皮だと厳密には陳皮とは言えないですが、
同じ柑橘系だし精油成分やペクチン、ヘスペリジンが含まれているので、薬効を期待しています。
※市販のミカンを使うときには農薬に注意してくださいね。
葛根湯には咳止め作用がないので、
喉が痛い時はこの陳皮を葛根湯もどきにプラスして
飲んでいます。
熱い生姜紅茶に入れるとミカンの風味がしておいしいのです^^
ただ、葛根湯もどきドリンクに混ぜると、
いろんな味がして複雑な風味になるので、
ティータイムのお茶というよりは
健康ドリンクとして割り切ったほうがいいかも^^;
シンプルに生姜紅茶プラス陳皮のほうがいいかもですね。
先日、夏みかんのゼリーを作り、
そこにも夏みかんの乾燥させた皮を
細かくちぎって入れました。
陳皮は古いものほど良いとされているので、
一年以上保存していたミカンの皮を使います。
ミカンの皮は
カゴで天日干ししてから、うちではカビが生えないように
袋に入れて冷蔵庫保存しています。
あと、ゼリーにするとき、熱でビタミンが壊れないように
果汁でゼリーを作って冷ましながら
実を後から入れました。
息子は「皮が苦い…」と言いますが、
私は好きな味です^^
そして、ゼリーで使った夏みかんの皮は捨てずに、
また新たに天日干ししているところです♪
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