2024/4/10
昨日は、うっすらとした空だった
4月の9日は、皆既日食だったらしい。イタリアのニュースでも、その話題が取り上げられていて、私の周りのイタリア人たちも、その話で盛り上がっていた。イタリア語で「eclissi」と言われる…らしい。反応が鈍かった私に、「『eclissi』を知らないの？」と、イタリア人が言った。なんかちょっと、馬鹿にされたような気分になった。私が知らなかったのは、「皆既日食」の事ではなく、「皆既日食」というイタリア語。もう20年ちょっともイタリアに生きていて、こういう事が何度もあって、慣れた…気はしていたけれど、そのイタリア語を知らないというだけで、そもそも知らないと捉えられることに、時々、やるせない気持ちになったりする。「本当は知らなかったんでしょ〜」冗談まじりにからかわれ、「知ってるんだってば。」と子供みたいなやり取りをすること自体が、精神的に子供なのかな。イタリアに居ると時々こういった勘違いをされる事に、自尊心というものを削がれるのである。
最後までお付き合い、どうもありがとうございます。
