珍しい日 | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。



2025/2/25


オリーブ畑でキジを見た。




剪定をする週末が続いている。理想的な剪定の時期は、1月から3月なのだそうで、今が一番良い時期らしい。大がかりな事は出来ないから、木の根本から伸びている pollone と言われる枝を切り落としていく。結構大きく育ってしまっているものもあって、一苦労だけれど、これで少しは、本体に栄養がいくといいなぁと思いながら、一本ずつ、オリーブの木の様子も見ていく。ふと横目に、何か動くものが見えた。よく見るとそれは、色鮮やかな顔をした1羽の鳥だった。オリーブ畑には、割りにいろんな動物が来てくれる。イノシシや鹿、野うさぎは、時々見る事があったけれども、この鳥は初めて。なんだろうと調べたら、キジだった。何か美味しいものでもあるのか、そのキジは、土を突いては、前に進んでいく。ちょっと、鳩っぽい動きをしていた。思わず私も、写真を撮りたくて、鳥と共に前に進んでいった。なんの警戒心もなく、数メートルまで近づけたけど、やっぱり、逃げられた。捕まえるつもりなどは、毛頭なかったけれど、邪魔してしまった気がした。ごめんなさいと思った。地球上に生きているのは、人間だけではないけれど、こうして改めて共存している事を知る。珍しい一日になった。





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