イタリア人の遠吠え | 私のイタリア時間

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イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。



2024/2/10


今日は、朝から雨。




今日は、いつものようなシトシトという感じではなく、ザーッと雨が降っていて、オリーブ畑に行くのはやめた。せっかく時間があるのだから、買い物にでも行こうと、わざわざ、人が居なさそうなお昼の時間を選んだのに、近場の大型スーパーは人でいっぱい。行くところがないから、家族でワサワサと大型商業施設にやってくる。日本みたいに多くのエンターテイメントがあるわけではないというのもあるけれど、多分、イタリア人って買い物好きだと思う。私がスーパーで買うものは、生活必需品。嵩張るものばかりだけれど、安くて助かる。会計のレジは、いつもの如く、半分機能して、半分は止まっている。「効率」という点で、ひどく発展途上の国である。人が少なそうなところに並んだんだけど、全く前に進んでいかない。割引券だとかなんだかでごちゃごちゃしていて、一人のシニョーラが全ての流れを止めていたのも、イタリアあるある。イラついた私の前の人が聞こえよがしに悪口を言った。「ああもう、ここに並んで10年経つわ。」私は思う。なぜに後ろに向かってそれを言うのかね…と。そんなことを思っていたら、私の後ろの人が賛同した。なんか、少しモヤった。ちょっと、イジメの構図と似ている気がして。聞こえよがしにいうくらいなら、直接言ったらいい。どうせ聞こえているのだから。犬の遠吠え。昔の人はそんなふうに言ったこの状況、ここでは、こう名付けよう、「イタリア人の遠吠え」。






今日もありがとう!
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最後までお付き合い、どうもありがとうございます。



ちょっとモヤっとした事

 

 

 

 

 

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