2024/2/5
ハートなかたち
今日も一日、剪定をする。今のところ、日中は暖かいんだけれど、これも、今週末には雨が降り、またグッと冷え込む日が来るんだそうだ。剪定をした枝は、1箇所に集め、少しの間乾燥させる。動物愛好家の兄ちゃんが、柵を立ててくれた時に道路沿いの生垣を剪定してくれたから、それを燃やさなくてはいけない。5月を過ぎたら、焚き火は禁止されているから、天気が良くて風のない今のうちに、やっておこうと、見よう見まねでやってみる。やっと安定した火が付いたら、今度は遠くまで散乱している切り落とした枝を拾いにいく。これがなかなかの重労働。イタリアは今、農家さんたちが一生懸命デモをしている。ヨーロッパ共同体は、「環境変動」への対策として、どうしてもCO2の排出を減らしたいらしく、やれ、軽油は使わないようにとか、肥料のこととか、家畜への対策とか、いろんな制限をかけつつある、どうして、そのCO2にのみ着目しているのか全くわからないんだけれど、一部の人には、良いビジネスになるのだろう。現実、軽油を使えなくなったら、何百ヘクタールもある農地を耕したりするのに、とんでもない労力が強いられる。私が手がけているオリーブ畑は、4ヘクタール弱。農家としては、極小の土地。その土地のあちらこちらにある枝を、一ヶ所に集めるのだけで、もうヘトヘト。あれがダメ、これがダメという前に、一度やってみると良いかと思う。農家さんが悲鳴をあげるのもムリはないと、つくづく思うのである。
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