美容院探し お店に行ってみた。 | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。


大好きなエビの

スパイスがかなり効いた
タイ料理。
料理の名前が
いつも覚えられない。


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翌日、

朝からちょっと、ソワソワする。





今日に限って、

朝からいろいろと

用事が重なっている。


美容院のあとも、外出予定があるから、

まあ、カットだけだし、

早くは終わるだろうけど、

どことなく落ち着かない気持ちをなだめて、

お店に向かった。


家から歩いて100メートル。

近いのは、助かる。


お店にはお客さんらしい人は誰もおらず、

入り口でタバコをふかしていた美容師は

私が「ブォンジョルノ〜」と言うと

慌てて、火を消し、

中に迎えてくれた。


美容師のオバちゃん…とは言っても、私より若いかもしれない は、

その細い体のアチコチにタトゥーが入っている。

一見、いかついけれど、

「私に任せて!」感は、満載だった。


髪を濡らす。


私の経験上、

イタリアの美容室のほとんどが

かなり雑な感じで

時に洋服までも濡らしてくれるのに反して、

タトゥー姉ちゃんは

そのイメージとは反対に

割に丁寧に、

ゆっくり洗ってくれた。


それだけで、悪くない印象を受ける。


「こちらにどうぞ!」

促されて、椅子に座る。

例の如く、足は届かないけれど、

ブラブラしそうな足に力を入れていたら、

サッと足置きを置いてくれた。


人は見かけによらない。


「どんな感じにしましょうか?」と聞かれて、

上手く説明できそうになかったので、

ネットから取り入れた写真を見せる。

サラッと見て、

「オッケー」と言って、

サクサクと切り始めた。


ものの15分か20分くらいか。


その間に、

「どこ出身?」だの、

日本人と言うと

「あぁ、いつか行ってみたいのよね〜日本に」と

ありきたりの世間話しつつ、

自分で切っていたが為に、

切り荒らされた後ろ髪を

「あらあら」と言われつつ、

それでも、サクッと仕事をしてくれて、

出来上がった髪型は、

私が見せた写真とは

明らかに違ってはいた。


写真の効果は、まるでなし。


それでもまあ、悪くはない。

範疇かな…と思う。


経験してみないと

分からない事は

まだまだいっぱい、あるみたいだ。


思ってたよりも、

良い冒険をした気持ちで、

それでも真っすぐ家に向かったのは、

言うまでもない。


イメージを、

言葉で伝えることの

難しさよ。


日々、

学ぶことばかりのイタリア生活は

こうして今日も続いている。




⬇︎今日もありがとう!



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最後までお付き合い、どうもありがとうございます。