否定できない言葉 | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。




「あんたって、変な子ねぇ...」



うちのお母ちゃんの


口グセだ。



小さな頃から、


おばあちゃんみたいな食べ物が好きで、


沢庵を


緑茶をすすりながら


食べるのが


好きだった。



いつの年まで


雛人形が飾られていたかは


記憶が定かでないが、


イベントごとが好きではない我が家も、


ものごころが着く頃までは、


飾られていた。



5段なのか


7段だったか。



小さな私の背から見れば、


高かったそれの


私の目線はいつも、


飾られたひし餅と


アラレみたいなお菓子で、


「時が来るまで待ちなさい。」


と言われ、


食べるのが楽しみだったことを覚えている。



の割に、


口に入れてみると


案外甘い


そのお菓子に


「こんなものか...」


と思った小さき私。



「あんたって、変な子ねぇ...」


は、


今になっても


否定できない言葉であると


改めて思ったわけである。




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「雛人形、飾った?」

→ いいえ。



⬇︎  ありがとうございます。





最後までお付き合い、どうもありがとうございます。



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