田舎に住むなら... | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。




田舎に住みたい...



これが


今の私の願いである。



トスカーナの自然に囲まれて住むなんて、


夢みたいな話だが、


実際住んでいる人間は、


都会に出たいと思うみたいだ。



なにしろ、「泥棒」が、怖い。



特に、


イタリアの地方を襲う


「泥棒」は、


ただ盗んでいくだけではない。



力ずくでも


何かを奪い取ろうとする


その力は、


抵抗力のないお年寄りでさえ、


容赦ない。



夜中に侵入してきた輩に


自己防衛で発砲し、


運悪く、命を落とした泥棒に


最終的には訴えられ、


住んでいた家を手放さざるを得なくなった...


という事件は、


実際にイタリアで


起こったことである。



だから、


田舎住まいの人は、


犬を飼う人が多い。



イタリアの「犬」は、


いかようにして


教育されるのかは、


想像しがたいが、


どんな飼い主にでも、


忠誠心旺盛で、


可愛がる甲斐があるのは


見ててもよくわかる。



イタリア人は、愛犬家が多い。



かくいう私も、


日本の実家では


2匹の犬を飼っていた。



小さな頃、


「飼いたい!」と親にせがんだ時には


受け入れられなかった要求も、


末っ子の言うことには、


コロリといくもので、


「自分で責任を持つ!」と豪語した弟は、


結局、何もせず、


見事、


母親の仕事になった。



アリや小鳥に向かって、


吠える犬たちは、


猫が通ると


何事もないようなフリをして


逃げるほど


怖がりな割には、


知らない人が通ると


やたらと吠えまくり、


近所で泥棒被害が相次いだ時、


唯一、助かったこともあった。



田舎に住むなら、


「犬」は、必要不可欠かもしれない...


なんて思う。




「犬に名前をつけるなら?」




ちなみに、


うちで飼っていた犬は、


母親が


勝手に


「チャー」と呼んでいたが、


それは、


色が茶色であったからで、


それを私が名付けたと


信じて疑わない母親は、


「こんな単純な名前、普通付けんよね〜」


と、


平気で私を罵るのであった。



{CF0F6551-7205-4624-B2F9-B7F47860E53E}


「いや、母ちゃん、私は、その言葉にノシでもつけて、そっくり、そのまま、お返ししやす...」


そう言い返したのは、

言うまでもない。




⬇︎  よろしければ...おひとつ





最後までお付き合い、どうもありがとうございます。




▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう