あの頃は、寒かった... | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。



このくらいの季節になると、


朝晩の冷え込みがキツくなる。



ユニクロのヒートテックを何枚も着込み、


靴下は2重ばき、


ダウンを羽織って


がっちりと防寒スタイルを決め込んでいた


メルカート時代。



見てくれなど


かまってられないほどの寒さは、


冬になると


アカギレやシモヤケになる...という


遠い昔を思い起こさせる。



あの頃は、


本当に


寒かった。



あまりにも寒くって、


つい眠くなり、


雪山のシーンで


「おい、寝るな!死ぬぞ!」


と言って、


ビタビタと頬を叩かれるシーンを


じでいくような、


その寒さに


何度、


アルコール度数40度以上の


グラッパをあおったかは


数知れず、


そのテンションの高さが


寒さからきているのか


アルコールからきているのか


もはや、


周りどころか


自分たちさえ


わからないような環境に



よくやってたよな...



と、


今更ながらに思う。



人の性格が


お天気と比例しているようなイタリアでは、


あまりにも寒い日には、


笑いもせずに通り過ぎていく。



あまりにも


通り過ぎゆく人々が冷たくて


こっちまで凍りそうだからと、


あえて、


ハイテンションだった私たちだが、


案外、


それはそれで楽しくもあり、


懐かしい思い出である。



思い出は美しい。



けれど、


戻れ!と言われてもね、


もう、


戻れない。



人間の体だけは、


楽な方に慣れるのが、


本当に早いのだと


実感しつつある毎日である。




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イタリアでいう、ガビッボ。

日本で言うなら、ガチャピン...じゃなくて、ムック。



「南極と北極の違い、わかる?」

 え???



⬇︎  今となっては...





最後までお付き合い、どうもありがとうございます。



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