先週末はビックサイトで開催された「東京キャンピングカーショー」に行ってきました。
以前このブログで夫婦でキャンピングカーにハマっているという記事を書きましたが、一年ほど経った今も相変わらずキャンピングカーへの憧れは消えていません。
すぐには買えないのだから、今見ても仕方ないとは思いつつも、入場料割引のハガキが届くと行きたくなってしまいます
前回は憧れの「キャブコン」と呼ばれるトラックベースのキャンピングカーばかり見ていましたが、今回はさまざまなタイプのものを見学しました。
というのもここ最近はキャンピングカーに対する気持ちが迷走していたからです
以前は「キャンピングカーといえばキャブコン」というイメージで、そのタイプしか頭にありませんでした。
キャブコンに対して、「バンコン」と呼ばれるハイエースやキャラバンなどのバンをそのままキャンピングカー仕様にしたタイプも人気ですが、そのタイプは車内で真っ直ぐに立つことができず、常に腰を屈めて移動しなければなりません。
若い頃からぎっくり腰を繰り返してきた私にはバンコンは候補から外れていました。
キャブコンより運転はしやすそうに見えるのですが。。
しかし最近見かけるようになったバンコンで、好みの車を発見してしまいました。
イタリアのフィアットのバン「デュカト」をベースにしたキャンピングカーです。
このデュカトベースのバンコンは車内の高さが約190cmあるので、腰をかがめずに車内を歩くことができます。
見た目もかっこよく、燃費も思ったより良さそう。
ただしこのデュカトにも問題があります。
それは車の長さ。
5.4m、6m、6.4mの3種類で、一番短いものでも一般的なキャブコンより長い。。
6m以上のものは室内も広くて余裕がありますが6mの車ってお店の駐車場に停まれるのかな?と心配です。
しかも我が家はキャンピングカー用の駐車場を他で借りる必要がありますが、6mの車を停められるところは少なくとも近所にはなさそうです。
それでも5.4mならなんとか、、とは思うのですが、そのタイプはセミダブルサイズのベッドなので、2人で寝るには少し狭いかなと。。
というのも恥ずかしながら私Pandaは寝相が悪いのです
夫と一緒に寝ると確実に布団を全て奪う、寝返りで暴れる、下手すると夫を蹴ります。
(寝相ってなおせるの?)
夫は夫で道路工事か怪獣か?のようなイビキをかくことがあるし、お互いの安眠のためにもホテルではかならずツインを選びます。
新婚旅行では泊まったコンドミニアムが2ベットルームだったので、まさかの別の部屋で寝ました(笑)
とってもよく眠れました
自宅でも結婚当初から寝室は別にしています。
私の方が起きるのが2時間半も早いので、同じ部屋だと気を遣って面倒なので別部屋だと本当に快適です。
これは人に話すと賛否ありますが、羨ましいと言われることの方が多いです
そんな私たちなのでキャンピングカーであっても別々に寝るのが理想。
そうなると圧倒的にキャブコンが良い、となります。
キャブコンでは運転席の上あたりにバンクベッドと呼ばれる引き出し式のベッドがあるので、どちらかがそこに寝て、もう1人が座席をベッド展開したところや、後ろに常設ベッドがあるタイプならそのベッドに寝れば離れてぐっすり眠れそう。
でも燃費や運転のしやすさや乗り心地、そして見た目でデュカトに軍配??
という感じでまだ買えもしないキャンピングカー選びで悩む不毛な日々
そんな中、突然私たちの頭に舞い降りてきたのが「キャンピングトレーラー」です。
以前から別荘で薪や荷物などを運ぶ時に軽トラがあったらいいねなどと話していたのですが、小さい貨物用トレーラーを牽引している車を見かけて、
「軽トラ買わなくてもあんなふうに貨物をこの車で牽引できたりするのかな?」
と私がつぶやいたことがきっかけでした。
そこから夫が
「キャンピングカーじゃなくてキャンピングトレーラーを牽引するという手もあるのかな?」
と言い出し、調べてみるとキャンピングトレーラーでも750kg未満のものが多くあり、それだと牽引免許不要で牽引することができるということを知りました。
しかもキャンピングトレーラーは車ではないので価格が安い。そして車検や維持費も車と比べると安い。
小さいものを選べば近所の駐車場でも置けるし、引っ張るベッド車は好きな車を選べる。。
車を買い替えてもトレーラーはそのまま使える。
運転席やエンジンもないので小さくても中はかなり広々。
旅先でもRVパークなどにトレーラーを置いて、ヘッド車だけで身軽に観光地へ行ける。
となかなかメリットも多いように感じました。
トレーラーならキャンピングカーと比べてかなり費用を抑えられるので、今すぐ買っても楽しめるのでは?と盛り上がったのですが。。。
ただ・・・やっぱりトレーラー最大のデメリットは引っ張っている時の全長が長すぎることです。
北海道なら良さそうなのだけど。。
小さいものを選んでもヘッド車と合わせて全長10mくらいになってしまうので、「ちょっとそこのコンビニ入ろう」、「ここ景色綺麗だから少し寄ってみようか」などは難しくなります。
そしてもう一つの大きなデメリットはセッティングが大変。
連結したり、切り離したり、使う時にはトレーラーの脚を4箇所出す、帰る時にはまた脚をしまうなど、天候が悪い時や暑い時、寒い時はやはり大変ではないかと。。
そしてYouTubeなどでみなさんの旅の様子を拝見していると、トレーラーってやたらと雨漏りしているんですよね💦💦
造りの問題でしょうか。。
運転も前進は問題ないそうですが、バックについてはかなり難しそう。。
そんなこんなでやはりトレーラーは難しいかなーとなりました
トレーラーを諦めたものの、「今すぐ買っちゃう?」と盛り上がっていた気持ちの持って行き場がなかったのか、「キャンピングカーの中古を買っちゃおうか案」が急浮上します(笑)(笑)(笑)
しかし最近は全体的に中古も高いので、中古でも800万円〜1000万円ほどします。
いややっぱり高いよねぇと考え直したのですが、諦めの悪い私たちの頭に次に浮上してきたのが「ライトキャブコン」と呼ばれるキャンピングカーです。
ベース車がボンゴちゃんやタウンエースなどで、キャブコンの中では小型で価格も安いです。
コインパーキングなどにも入る大きさで、キャンピングカー入門としては良いのでは?と一瞬盛り上がりました。(←盛り上がったのは半日ほどですぐ撃沈します)
さらにその中古であれば初期費用が抑えられる?となりました。
ただライトキャブコンはかなりパワーが落ちるので、上り坂でベタ踏みしても時速20km程度しか出ず、「後ろに渋滞できちゃった」なんて話も聞くので運転はかなり疲れそう。。
それに駐車場代や保険料、税金、夏冬それぞれのタイヤの交換、保管費用などなど考えると結局かなりの維持費もかかります。
やはり冷静になると、今はお休みも週末やGW、夏休み、年末年始などしか取れませんし、別荘もあるので、たまにしか乗れないのに勿体無い。
そのお金を運用などにまわし、将来もっと時間ができてから購入した方が良いという結論になりました。
その結論に落ち着いたものの、キャンピングカーショーに行っていろいろなキャンピングカーを見学するのは本当に楽しかったです。
キャンピングカーは居住性を求めれば狭い日本では運転がしにくい車になるし、日本の道路や駐車場事情に合わせると居住性が悪くなったり走行性能が落ちたりするので本当に悩ましいです。
「こんなのいいなー。でもここがなぁ。。」
とあーだこーだ言いながら夫と妄想を話し合って楽しかったです。
私たちが欲しいなぁと思った車はどれも新車で買えば1500万円前後します。。
数年前と比べるととんでもなく値上がっています💦💦
将来はどうなっているかわかりませんから、私たちのキャンピングカー熱が続くのか、続いても金額が高過ぎて本当に買えるのか分かりません。
もうしばらくは妄想の車中泊旅を楽しみます。
最近の憧れの車「アドリア ツイン」
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