有松絞り祭りは、毎年6月の第一週末に名古屋市緑区有松地区で開催される絞りのお祭りです
この地区は、江戸時代の古い街並みが残されていて、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。また昔から有松鳴海絞りの生産販売地域でもあります。
有松は、30年前に日本語教師としてクラスの引率で来て以来ですね
しかし、和裁を習い始めてからは、是非とも行きたい‼️と思いつつ、毎年行けなかった場所です
先日の雪花絞りのワークショップといい、絞りにハマっています
9時からお祭りが始まるらしいので、それに合わせて早めに車で行ったんですが、すでに渋滞の兆し…
でもなんとか、駐車して歩行者天国まで辿り着きました
右も左もわからぬ…^ ^
まずは名鉄有松駅を背に右へ行ってみました。
早速猩々(ショウジョウ)のお出迎えです
(有松鳴海地区での祭礼に出てくる伝説上の何か…?と絞りのワークショップで聞きました。猩々に触れられた子供は健康に育つのだとか)
この住宅、お店が一際目を惹きます
後で調べたところ竹田嘉兵衛商店という老舗でした。(竹田屋住宅として保存。)
吸い込まれるように店内へ。履き物を脱いで、座敷に上がる昔ながらの商店です。
絞りの反物が山のように並べてあります
あっちもこっちも〜
素敵すぎます〜
ヤバい…。このままでは、冷やかしでは済まなくなりそうです
だって皆さん、うん万円のをポンポン買ってくし、店員さんは本当に親切だし、これで出会っちゃったら…、本当にヤバい…。
お店の外を、パレードが通ります、がそれどころじゃない…笑。
次は左側に歩いて行きます。
山車も出てるんですね
きれいな街並みです。
そしてきれいな絞りたち
各戸にかかってるのれん。
着物や反物だけでなく、絞りのお洋服や小物もたくさんありました。
古着屋もありました。
有松絞りの実演も見ることができます。こちらは三浦絞りという細かい細かい総絞りデス。一反分の幅(40cmぐらい)が絞って絞って10cmになっています
ところで、こちら絞りの浴衣を着た柴ちゃん発見〜
蘭ではありません。
かわいすぎて思わず写真を撮らせていただきました。
浴衣を着た人はたくさんいたのですが、写真を撮るのも失礼だし、目に焼き付けました。浴衣を着た方の9割は絞りでした♪みなさんとっても素敵でした💓
でも、暑すぎる。
私には、浴衣さえも無理めな感じです。人も増えるばかりなので、1時間半で帰宅の途についたのでした
それで、戦利品ですが。
出会ってしまったのですね。
花柄じゃなく、市松模様というところに惹かれたのと、前回のワークショップの雪花絞りが濃紺なので、淡いグリーンというのもキュンときました
お値段は、相場よりほんの少し安かったです
来年ゆっくりじっくり仕立てたいと思っています
それからこちら、ウールの反物と夏の帯締め3本。それぞれ300円でした。
25000円のタグがついていたけど、質はどうかな…。
普段着として仕立てるのが楽しみです😊
というわけで、駆け足で冷やかしのつもりのお祭り参加だったのに、出会ってしまってあっけなく買ってしまった楽しくて恐ろしすぎる有松絞り祭りでした