■現象
Windows10の更新でVirtualBoxのゲストOSが起動しなくなった
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ホストオンリーアダプターが消えた
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VirtualBoxの最新版をインストールでゲストOSは起動するようになったが
ホストオンリーアダプターとして「VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter #3」に変わった
ついでに、IPも192.168.56.0/24から192.168.203.0/24に変わった
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lsnrctl statusで
リスナーはサービスをサポートしていません
が出てリモート接続出来なくなった
■解決方法
SQL> alter system set local_listener = '(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=192.168.203.101)(PORT=1521))' scope=both;
システムが変更されました。
SQL> alter system register; ←インスタンスの情報をリスナーに即時動的登録させるため
システムが変更されました。
SQL> !lsnrctl status
LSNRCTL for Linux: Version 11.2.0.1.0 - Production on 29-11月-2017 04:25:44
Copyright (c) 1991, 2009, Oracle. All rights reserved.
(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=192.168.203.101)(PORT=1521)))に接続中
リスナーのステータス
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別名 LISTENER
バージョン TNSLSNR for Linux: Version 11.2.0.1.0 - Production
開始日 29-11月-2017 03:49:49
稼働時間 0 日 0 時間 35 分 54 秒
トレース・レベル off
セキュリティ ON: Local OS Authentication
SNMP OFF
パラメータ・ファイル /home/oracle/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1/network/admin/listener.ora
ログ・ファイル /home/oracle/app/oracle/diag/tnslsnr/oracle11g/listener/alert/log.xml
リスニング・エンドポイントのサマリー...
(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=192.168.203.101)(PORT=1521)))
サービスのサマリー...
サービス"orcl"には、1件のインスタンスがあります。
インスタンス"orcl"、状態READYには、このサービスに対する1件のハンドラがあります...
サービス"orclXDB"には、1件のインスタンスがあります。
インスタンス"orcl"、状態READYには、このサービスに対する1件のハンドラがあります...
コマンドは正常に終了しました。
■補足
リスナーの動的登録は、OracleのPMONがリスナーに対して、
初期化パラメータ「LOCAL_LISTENER」の値を基に登録するため、
上記の解決方法となる
listener.oraの設定は関係なし