6年前。
釧路に宿泊する旅をしていて、帯広にいました。
豚丼を食べたり。
ばんえい競馬場に行ったり。
幸せいっぱいに遊んでいますが。。
実はその前日。
強い台風の影響でタンカーが関空にぶつかり、関空が使えない状態でした。
そして私たちは関空からピーチ航空で釧路に行っていました
当時は計画運休とかが無くて。
飛行機が飛んだらキャンセル料が返ってこないので、台風接近中ではありましたが、車で関空へ。
すごい天気の中、奇跡的に飛びました
確か、私たちの乗った飛行機の次か、次の次の便から欠航になったと思います。
北海道には台風の影響がなく、予定通り平和に遊んでいましたが、関空に戻ることは難しいと思って、帰る方法を旦那氏がいろいろ考えて、セントレア行きの飛行機を予約しました。
翌日は根室を巡る予定だったので、レンタカーのガソリンを満タンにしました。
車が関空にあるから、取りに行かなきゃね〜と話しながら就寝
その後、胆振東部地震が、、、。
爆睡していた私は揺れに気づかず
旦那氏は揺れで目が覚めたみたいです。
で、部屋のお手洗いに行ったら水が流れない。
旦那氏が私を起こして、大変なことになっていると教えてくれました
釧路は朝に揺れたのと停電以外、大きな被害はなかったので、怪我をするとかはなかったんですが、停電で水が出ない。
観覧車みたいな立体駐車場に入れていたレンタカーは出せない。
自分の携帯は充電せずに寝てしまったので電池残量が少ない、、、。
信号は使えなくなっていましたが、大きな交差点は警察の方が誘導していました。
ホテル宿泊者は、ホテル1階の警備室のお手洗いを使わせてもらえました。
ホテルフロントにはたくさんスタッフがいて、希望者にはタオル交換をしてくれたり、今わかる情報を教えてくれたり、声かけをしてくれたり。
きっと休みの人も出勤したんだろうな。
部屋に、自由に使えるスマホが設置されていて、全く使っていなかったので充電は満タン。ホテルスマホでもニュースを見ることができました。
部屋にいても仕方ない〜と外へ。
コンビニで少し食料を買って、駅に行ってみたら、駅では電池式のラジオで地元災害ラジオを流していました。
ホテルに戻る途中にあったコンビニ、セイコーマートで店長さんがアイスを無料で配っていました。停電で溶けちゃうから。
アイスは無料でいただいて、たくさん並んでいたお菓子を買いました。
電子決済はできなくなっていましたが、当時は現金派だったし、旅行中ということで多めに現金を持っていました。しかも、10,000円札じゃなく、細かい現金にしていて良かった
店内には、おにぎりやお茶は少なくなっていましたが、お菓子はたくさんありました。
ホテルに戻って少しした頃、スタッフさんたちが発電機を手配してくれて、レンタカーを出してくれました。
じゃ、出かけようかと車で出発。
車で自分の携帯を充電。
たまたまですが、ガソリンを満タンにしていたのが良かった。。ガソリンスタンドは長蛇の列、入れる量は規制されていて、満タンにすることはできない状況でした。
予定通り、根室に行きました。
途中、野生の丹頂鶴を見かけました。
根室では観光案内にある日本100名城スタンプをもらう予定でいて、やってないかもと思いながら行ってみたら、なんとオープンしていて
予定通りスタンプをもらうことができました。
しかも、根室限定の100名城ステッカーまでもらえました。
その夜も釧路のホテルに宿泊。停電していても、いる場所があるというのは本当にありがたいことでした。
セントレア行きの飛行機を取ってはいましたが、千歳空港が地震で使えなくなり。。
北海道から出られないかも、、と思っていたら、奇跡的に関空が復活。
私たちが関空から乗ってきた飛行機が釧路空港に残っていたので、予定通りの飛行機で帰ることができました
しかも、空港の中では何故かレストランがやっていて、海鮮丼を食べることができたり、ペットボトルの飲み物が豊富に売っていて買えたり。。
しかも、関空内は混乱がありましたが、車を出させてもらえたので。。
結果的に予定通りの工程で帰宅できました。
忘れられない旅となりました。。
愛国駅で買った切符はお守りとして大切にしています。
これ以降、ガソリンは半分を切らないようにしているし、避難バッグや備蓄品をちゃんと準備するようにしています。
この準備が無駄になるくらい、この先も平和に過ごせますように。。