あなたを選んでやってきた | 身体とココロの底力をあげて健やかに生きる

身体とココロの底力をあげて健やかに生きる

長久手studio Forest park代表・一般社団法人体力メンテナンス協会認定 体力指導士・産後指導士・バランスボールインストラクター 指導士養成講師 田中祐子<YOU PARK>



先日、映画「うまれる」の上映会に行きました。

娘2人も一緒に。

こんな機会を頂き、上映会開催に力を尽くしてくださった「名古屋で映画「うまれる」を見ようの会」の皆様には本当に感謝しています。

あれから何度も映画のシーンや言葉が頭の中に浮かんでは消え、ふと目の前の我が子や自分に重なったりして、涙が溢れます。

長女にも響くことがあったようで、映画の後から何度もお腹の中にいる時の話になります。

二年前、長女が二歳前位にも一度
「お腹の中でね、首がぎゅーってなって苦しかった」って話を急にしてきたことがありました。
そのとおり。長女は出産時、お腹の中でへその緒が首に巻きついて、心拍が落ちました。
これが胎内記憶というものかと、ドキドキしながらその話を聞いたのを覚えています。

そして、今回も当たり前のように
「わたしね、あったかい卵の中にいたんだよね。でね、指をチュパチュパすってたよね。ママが可愛いって言ったよね。」って。
長女妊娠中のエコー写真で、ちょうど指をしゃぶってる姿が撮れて、可愛くてお気に入りでした。パパともその写真を見ながら「可愛いね」ってお腹を摩りながら、たくさん話しかけてた。
娘にその写真を見せたことはないけど、やっぱり全部知ってるんだ。

そして
「私の赤ちゃんもお空の上で待ってるよ。まだかなまだかなって見てるよね。」

そうか。娘もいずれ母になる。その赤ちゃんももうすでに、娘の子供になることを決めてワクワクしながら、お空の上でその時を待ってるんだね。私にとったら、孫。空を見上げては、なんて愛おしいんだろうと思う。

あなたを選んでやってきた

たくさんの使命、意味を持って、あなたのお腹に宿った命

photo:01



沢山の奇跡が重なって
こんな何でもない幸せな毎日があることに、感謝し大切にしようと思いました。



大分の事件…


母親が二歳の我が子を殺めてしまった。報道上のことで真実は分からないけど、母親は事実を偽り、自分は被害者かのように現実を作り上げようとしてたのか…

憤りを感じるし、ただただ悲しいし、苦しい。

でも同じ母親として
どこか理解できてしまうような怖さも正直私にはある。

でも、今の私には

イライラして子供に手をあげてしまいそうな時にセーブしてくれる人が近くにいる

話しを聞いてくれる、気持ちを分かち合える人がいる

産後の落ち込みや被害者意識。これを客観視して克服できる、そのプロセスがあることを知った。

ほんの少し。
ほんの少しが抜け落ちてしまうだけで

人生が狂ってしまう

ほんの少し、変えられてたら、
ほんの少し、知っていたら
ただそれだけで、救われるのに。
救えた命だったかもしれないのに。

産後の心と身体はリハビリが必要です。
私は産後ケアでそのリハビリをやって、本当に救われたから。

だから、今、私はただただそれを一人でも多くのママ達に、これからママになる人に知ってもらいたい。

そして、これは個人単位の小さな活動じゃいけないんです。

地域社会も 行政も巻き込んでいく仕組みを考えなくちゃ

日本の未来 世界の未来
そのものである子供たち

その未来を産み、育てる母親たちの
心身の健康が軽視されていては
何も変えられないんじゃないかと思うのです。

もし、あなたが今苦しかったら
話をしてほしい。
私もそうだったから。
一緒だったから。

仲間がいるから。
大丈夫だから。

1人で悩まないで。

連絡ください。



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