今朝も蒸しますね〜(^^;;
『蜷川実花になるまで』読みました。
演出家の故 蜷川幸雄さんの娘さんでAKB48ヘビーローテーションのPV担当の写真家さんと言えば映像の色も含めて思い出す方多いかと。
写真に対する思い入れや仕事と作品のバランスについて深堀して書かれています。インタビューの書き下ろしなのかな?予想外にじわっと面白いのでお勧めです。
気になったフレーズを。
得たものと失ったもの
…とくにこの5年は、いろんな人と、いろんな会話をしながら 社交をしてきて、どこにも破綻がないように気をつけていたんです。…ファッション界、音楽界、出版界、写真界、現代美術界、映画界。みんな近いようで、内情は遠い。そんな中で私はちょっといい子すぎやしないか、と。バランスが取れすぎているんじゃないか、と。少しだけ気味悪く思ったんですよね。
もちろん、それはいいことなんです。なんて幸せなんだろうと思うし、いろんな人が嫌な思いをしないで、みんなに喜んでもらいたいと思いながら仕事をしてきました。そのバランス感覚があるからここまで来ることができたし、自分が過ごしてきた10年間に対しても自信があります。
ただ、……
得たものに対して失うものも等価であるんじゃないか、みんなに喜んでもらうために捨ててきたものもあるんじゃないか、と。今までを否定するわけではないんだけれどもうちょっとエッジをきかせた人生でもいいかなと。もうちょっと嫌なことは嫌と言っちゃおうかなとか、もうちょっとわがままでもいいかなとか笑。
…急にカクッと人格を変えるわけではないんだけれども、どちらにも目を向けたいなと思うんですね。いい人だけれどエッジがきくところはきいている人になりたい。両方をとるにはどうしたらいいんだろう?ややこしいな、と思っているところですね。
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なんだか、いろいろ考えました。
真摯に演技に取り組むユチョン。ユチョンじゃないとダメな世界観は監督たちから見つけてもらっていたかな?ユチョンはそれを冷静に知っていてアピールしたかな?歌手やモデルの時の、退廃的な感じ、懐かしくて暖かくて切ない感じ、クリアな感じ、シニカルな感じ…演技で使った?
これから放映される予定のルーシッドドリームや映画ナレーションではもしかしたらそういうユチョンが見られるかも知れませんね。
事務所以外の人たちとの交流、ユチョンにとってもっと大切な位置づけにならないかなぁ…
事務所の人や所属芸能人だけだと、家庭で守られてるようですよね…←上から言うな
これからは自分で営業しないといけないかも知れない。芯というか、強さというか、ユチョンが泥臭くやってる姿がみたいです。