インタビュー:感情を引き出してくる | I treasure you わたしのたからもの

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Singles 2014年7月号

眼の演技が良かったとの評価が多かったですね
"3Days"の撮影に入る5ヶ月前に、映画"海霧"を撮った。その時に目の演技に多く集中した。初めての映画撮影で、テンポが違い演技がたるんでいた部分があって、先輩方が目だけは緊張感を持っていろとアドバイスを下さった。だからドラマまでその演技が続いていたのだと思う。目が本当に不思議なのは、声が震えていても目がそうでなかったら、全く震えて見えないことだ。目は感情の始まりだ。セリフが終わってもその感情を目に残しておこうと思った。ただ、しょっ中その事ばかり考えていたら、余計出来ない。だから、かえって忘れようとしていた気がする。

序盤のアクションは大変ではなかったですか
 アクションに感情を込めるのが不慣れだった。体力の消耗が激しく、シーンを引っ張っていくしかないのに感情を繋げるのが難しかった。アングルや視覚的効果でカバーしてもらったのも大きい。大変だったが、なぜアクション映画を作るのか、その味を少し覚えた。

メイキング映像では"カット!"が出た途端、遊び心があるユチョンさんに戻りましたね
「すべてのシーンを楽しく撮影しよう」とするのは、自分だけのノウハウだ。
  準備しながら、このシーンではこんな感情を維持しなければと思った瞬間から既に緊張していた。長時間準備すると感情が覚めたりもする。シーンを何度も繰り返すと、あまりに慣れて新鮮味がなくなる時もある。だから、かえって最もかけ離れた行動をしながら、瞬間的に出てくる感覚で演じる時もある。台本を読み完全に飲み込んで、すべてを忘れて…瞬間的にその感情をまた引き出してくる。そんな時もあれば、違うときもある。シーンごとに自分のやり方でやっている。

俳優ソン、ヒョンジュ(3Days大統領役)さんは後輩に温かい助言を惜しまないとして有名だ。力になった助言はあるか
  最後の撮影日も全てのスタッフに本を下さった。ソン・ヒョンジュ先輩は一人一人ではなく、全体に気配りをして下さる方だ。俳優生活を長くなさっているからだと思ったが、元来の性格もそのようである。「先輩をそのように作ったソレは何か」という問いはあったが訊ねなかった。その感覚のまましまっておきたかった。これから演技をしながらいつか必ずこの問いを引き出す時が来るだろうと思って。

放送終了所感で、多くを学んだと言葉を重ねていたが
  たくさん学んだ。学ばなければと意気込んで学ぶのと、落ち着いた気持ちで挑んだ時学べるところは違う気がする。仮に…台本を熟読して行って先輩の演技を見て一緒に呼吸を合わせて学ぶ方法は、演技経験を通し学ぶことが出来るだろう。一方、自然に楽しみながらリラックスして挑む時、学ぶのは必ずしも演技だけではないようだ。対人関係、人と合わせていく呼吸のような部分が、すべての演技に接ぎ木されている感じを受ける。

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  個人としては、台本に集中没頭する、次は全然違うことをやって忘れる、そして次は自然に出てくる感覚で演じる。
  チームとしては、呼吸を合わせて学ぶ。
完全に感性でなく、完全に理論でもない。

  全然イメージ湧かないのですが、ユチョンが舞台をやったらどういうことを考えて演技に臨むのか、少しだけ聞いてみたい気もします。全然向いてね〜とか言うかもですが笑