ずっとNYに憧れ、今年の秋、60才の誕生日に渡米する女性がいる。それほど大好きなNY。40年間もずっとその気持が小さくならなかったことに感服する。
学業を終えてから仕事に就き、結婚、出産、さらに仕事のスキルを磨き上げ、いよいよその時を迎えられた。
そうか、こういう方法もあったのだなと気付かされる。しっかり自分自身を築き上げてから、いちばん好きなことに邁進する。
よくぞ、40年間も。Yさんの気持ちを想像すると、胸が熱くなり、鼻のあたりがジーンとする。
私はNYへ憧れを抱き初めてわりとすぐにその機会が訪れた。何も考えずに飛び立った。それを後悔するわけではないけれど、Yさんのようにしっかりと第一、第二の人生を歩み、60才を機に第三の人生を楽しむ、素晴らしいと思う。
NYの街はどんどん新しく進化している。あらたにそこで暮らすにはそれなりのエネルギーが必要かと思うが、YさんのNYに対する気持ちと意気込みはNYのパワーに負けていないと感じる。
あと数ヶ月、彼女の胸の鼓動が伝わってくるようである。
懐かしい昔のNYの街のことばかりに思いを巡らしていたが、Yさんの強い憧れの気持ち、これから経験するたくさんのことを想像すると、現在、未来のNYに胸がときめく。
Yさんの強いポジティブな気持ちが、文章を通して伝染してきたようである。
心から応援したい!