あるYouTuberさんの朝から夜までの一日の動画、
“文明の利器”を上手に使って生活を充実させている様子が窺える。
床掃除はルンバ、洗濯乾燥機、料理はホットクック。
このホットクック、働く人にはとても便利だと思う。
朝出掛けに材料を入れてタイマーをかければ、帰宅した時には既に料理が完成している。
ルンバで床掃除をしている間に机に向かって仕事が出来る。
疲れて帰宅した後に時間をかけて料理をする必要がない。
家事にかける時間を減らした分、自分のために使えるのはとても有意義であり、生活に充実感をもたらすことは素晴らしいと思う。
どんなに忙しくてもキッチンに立つのが苦ではないという友人がいる。
彼女はボーイフレンドと暮らしており、その彼が大変な大食漢であるから料理をすることが多い。
友人は若いながら煮干しで出汁をとるところから始める。小さい頃からお婆ちゃんがやることを見て
習ったとのこと。彼女は自宅で仕事をすることが多く、忙しいのによく出来るなあ、と思う。
「料理をしている時にいろいろなコトを考える。その時間がとても大切」という。
料理をしながら仕事のこと、これからのこと、いろいろと考えながら手を動かしている。
料理の時間はとても有意義だという。
確かに、私も同じようなことをしている時がある。
今は滅多に作らなくなったが、昔からパスタ・ソースはトマトをつぶすところから始める。
大量のトマトを洗い、皮を湯剥きし、ミキサーにかける。ミキサーが無い時には包丁を使う。野菜を
みじん切りにし、炒め、ミキサーにかけたトマトを入れてじっくり煮込む。考え事に夢中になっている時には唐辛子や他の香辛料、ワインを入れるタイミングを間違える。
ひとりでやる作業であるから、邪魔は入らない。考えるには絶好の時間である。
その時に何を考えていたかはまったく覚えていないけれども、出来上がった料理にもその時間にも
充実感を感じていたことは記憶にある。
生活に充実感をもたらす方法は人それぞれ、その方法をシェアーしてくださる動画は見ていて楽しい。
追記:パスタ・ソース作りはとても簡単。強いて言えば、良いトマトを選ぶことが大切。