私はダルビッシュ有選手のファンである。NYヤンキースを応援しながらも、対戦相手がダルビッシュの時にはダルビッシュを応援する。大谷選手も大好きである。
というわけで、今回始めてWBCを観戦した。
とにかく、最初から最後まで、選手たちが楽しそうであったのが印象に残る。
選手が楽しければ、観ているこちらも楽しくなる。
メキシコ戦9回裏、代走で一塁に立った周東選手、あの緊張感のある場面で彼は白い歯を見せて
笑った。どういう心境だったのか私は選手ではないのでわからないが、あの笑顔で私の緊張感は
やわらいだ。
すべて終わってみれば、あ〜、楽しかった!という思いしかない。
あれだけ楽しませてくれた選手のみなさんに感謝の気持ちを伝えたい。
もちろん、選手たちは楽しいばかりではなく観戦している側が想像もできないほどのプレッシャーや
ストレスがあったはずである。
どの世界でも、プロフェッショナルというのは偉大であると思ったWBC戦であった。
ちょうど準決勝であるメキシコ戦の日は春分の日であった。
季節の大きな節目であり、スピリチュアル的には宇宙元旦というらしい。
近所で買ってきた小さな牡丹餅を食べ、日が変わる前に何かやった方がいいような気がして、
ベッドの中でPCを開いた。
そこに自分の好きな場所、好きなもの、好きなこと、今後やりたいことを思いつく順に
箇条書きにした。好きなことだけ、である。
自分の好きなことの為に夢中になっていれば、人からは苦労と見えることも本人には苦労ではなく
ただの過程であるらしい。
それくらい夢中になりたいものである。