父に老健を入ってもらおうと決めた
喉の痛みと鼻水と軽い咳
風邪?コロナ?
コロナはこんなんじゃなかったな
風邪かな
薬を買いに行ったら
のどからくる風邪
の、薬がすごーーーく減っていた
流行っているのかな
父は今、何もしない
ただひたすら座ってぼーっとしているか
寝ている
薬も飲み忘れる
そんな色々な困ったことがあって
ケアマネさんに相談したら
老健というところがあると
教わった
早速話を聞きに行き
申し込みをしたところ
申請が通ったと連絡が来た
1週間後から入所できる
そのことを父に伝えた
父「ひとりぼっちになるなぁ」
そういう言葉は
なんか、嫌だなぁ
ごめんねっていう気持ちと共に
なんだか腹立たしくもなって来た
自分の身の回りのことを
全て娘たちにやってもらおうと思っている?
母をいつも一人にしてたじゃない!
私たちの子供の頃は
父親らしいことした?
などなど…
今でも収入があるほどだから
50代はバリバリ働いて高給取りだったのに
50代の娘たちは仕事をしないで介護しろと?
ちょっと施設にお世話になるとわかると
金がかかるなぁとか言ったりして…
今の我が家よりも
収入あるじゃないかぁーーー
うーーーー
だめだなぁ
家に引き篭もると
余計なことばかり考えてしまう
思考が悪い方向へ行ってしまう
仕事復帰をするためにも
父には自力で頑張れるよう
老健で頑張ってほしい
最終的に父は
行くことを決めてくれた
私も次のステージに行かなくては
父のルーツを辿る?旅
父は新潟県で育った
戦後、混沌とした中
父の父はビルマで戦死
幼子を抱えた父の母は
一人で息子二人を育て上げた
その時に
きょうだいのように過ごした
幼馴染がいらした
母から
その方達はとても素敵な方だと聞いていた
母が亡くなったあと
父がさぞ、気を落としているだろうと
電話をくれたらしい
しかし
家電にも携帯にも出ず
お手紙をくださった
そのお手紙を読んだ父が
その幼なじみの方に
会いたいと言った
父が前向きなことを言ったのが
母が亡くなってから初めてだったので
このタイミングを逃したら
もう
会えないかもしれないと思い
妹夫婦と私で
車で連れて行った
片道4時間の旅
母が生前
父を温泉に連れて行くと計画を立てたが
叶わなかった
それを叶える意味でも
1泊、温泉宿に泊まった
幼馴染の方は
女性の方で
とても明るくお元気で聡明な方々だった
お話しをする中で
父のルーツを知ることとなった
それはそれは
今では考えられない生活をしていた
しかし
楽しい日々でもあったのだろう
この歳まで繋がっているということは
そういうことであったのであろうと
想像ができる
母が亡くなってから
父は泣き虫になった
会話を始めると
みるみる泣き顔になってしまう
私も妹も
幼馴染の方も
泣きながらお話をした
大笑いもした
久しぶりの旅
温泉
母を連れて行けなかった後悔も
込み上げたが
生活圏とは違う風景
食べ物に癒された
ああ
こんな暮らしがあったんだな
ハプニングは
緊急地震速報が
けたたましくなったこと
旅は色々ある
何か起きても
それは必然なのかもしれない
覚悟ができない
母が亡くなって
5ヶ月が経つ
昨年から仕事を始めるはずが
未だ、戻らないでいる
父をどうする
叔母をどうする
息子をどうする
誰をどう優先したらいいのかわからない
そんなこんなしているうちに
自分が定年の歳になってしまう
老後の資金も貯めていない
ただただ
毎日
無駄に過ごしている
ただただ時間が流れているのを
黙って見ている
そんな毎日に
嫌気がしてくる
自分の人生
何なんだろう
自分を生きるのに
覚悟ができていない
できない

