SEVENUPMOM
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旅立ち

妹の飼っていた保護犬が
この世を旅立った
具合が悪くなってから
25日後のことだった

腎臓が悪くなっていた
大好きなご飯やおやつを
食べなくなる前に
多飲多尿があったらしい

調べると
初期症状に
多飲多尿になると
書いてあった

会いに行った時
よろよろと立ち上がり
自分でお水を飲んで
トイレに行って
おしっこをしていた
その姿が
尊かった

会いに行った時
痙攣を起こしていた
首が後ろに向き
前脚がつっぱり…
妹と泣きながら
撫でて
ありがとうと声をかけて…

それから
二日後の早朝
妹のそばで
そっと旅立った
旅立つ瞬間を
近くにいながら
見届けられなかったことに
妹は後悔していたが
あの子は安心して
寝ている間に
行ったんだと思う
その瞬間を見るのは
悲しすぎるから…

動物の旅立ちは
尊かった

私は今いるわんこたちを
冷静に見送れるだろうか…

でも
きちんと見送りたい
見送れるように
自分も頑張ろうと思う

保護犬

私が保護犬を迎え入れたいと思ったのは
妹が保護犬を家族にしたから
私はそこで
初めて保護犬という存在を知った

ペットショップで迎え入れた
先住犬
それしか家族を迎え入れる方法を
知らなかった

犬を飼うことで知った
幸せなことと
そうでないこと

私にたくさんの世界を
教えてくれたわんこたち

その妹家族が迎えたわんこが
生きることを頑張っている

命を迎え入れれば
命を見送る日が来る

それは
母と父、その前には
2人の祖母や祖父を見送って
経験済み

でも
また
ペットにはペットとの
見送り方がある

それはとてもとても
辛いこと

頑張ってとも頑張るなとも言えない

ただただ

穏やかに…

離れたところから
祈るばかり…

東日本大震災から15年

もうそんなに経った…
そうだよな
小学生だった息子が
もう25歳だもんな

今なら地元から離れて
暮らしていて
3.11でも
特にそんな話題は出なくて…

私はまだ
その日のことを話そうとすると
涙が出る
家族や大切な方を亡くした方は
いかほどかと思うと
胸が締め付けられる

そしてふと
あの時両親はどうだったんだっけ?
と、考えた

確か外出先で地震にあい
帰れなかったと聞いた

あの時
帰宅難民になっても
頑張れた2人

今はもういない
 
毎日を変わらずに過ごしているけど
状況って変わって行くんだなぁ

そんなことを思った
昨日だった
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