心を整えるために書く
気がつくと6月に入っていた
何かを書くとか
そういうことも億劫な毎日
歳のせいか
とにかく
何をするにも面倒くさい
考えることも
面倒くさい
父の酸素濃度が低下して
会っておいた方がいいと言われたのが
3月
しかし
その後酸素は安定するもの
意思の疎通は
取れなくなった
栄養を入れると熱が出たり
痰が絡んで苦しそうだったり
そんな姿を見るのが辛い
今はそれも落ち着いて
演歌を耳元で聴かせると目を開ける
何か言いたそうに喉がなるけど
聞き取れない
わかってあげられないのが辛い
6月に入り
長嶋茂雄さんの少し前に
義母が亡くなった
その1週間前に
意識はすでになく昏睡状態
息のあるうちにと
会いに行って
ありがとうを伝えてきた
悪い嫁でごめんなさいとも
田舎では
明らかな死因さえわからない
息子は相変わらず
得体の知れない会社の仕事をしているらしい
個人経営と銘打たれて
セミナーに勤しみ
時間を束縛されていても
前回の就職先とは違って
通い続けている
しかし
家賃滞納
汚部屋は悪化の一途を辿る
洗濯機は回しても
干さずに放置するから
臭い匂いが部屋に充満する
耐えきれずキレる私
でも
だから一緒にいるのか…と
自分をなだめるも
いつまで振り回されるのか
60近くなり
安定の日々を送ることはないのか
今までの自分の選択に
全ては間違いだったと思うほど
気持ちが沈み動けなくなる
仕事に行くのも辛く
行っても身体も頭も働かない
息子には独り立ちをしてもらって
そろそろ私は
元の場所に帰ろう
帰りたい
震災から14年
あの恐ろしい日から
14年
いまだにあの恐怖は
忘れられない
あの恐怖は止まったままなのに
この14年は
ちゃんと時が流れて
色々なことが変わった
14年の月日って
長いんだな…
これから14年後
もっともっと変わって
自分も生きているかどうかも
わからないな
今更だけど
今を 毎日を
大切に生きなきゃな
夢に母が…
息子が
労働マルチに
洗脳されているのではないかという不安から
心が晴れる時がない
聞けば聞くほど
ネットで調べれば調べるほど
確信に変わっていくが
息子には伝わらない
このまま見守っていていいのか
強行に出た方がいいのか…
かといって
その方法さえわからない
そんな日々
母が2夜
夢に出てきた
何か会話をしたような
してないような
でも
母だった
どちらも母の妹
叔母も一緒だった
少し若い頃の二人
走っていた
何か暗示のようなものがなかったかと
思い出そうとするが
思い出せない
何か意味があるのか…
気付けない私に
母が怒っているかもしれない