SEVENUPMOM -4ページ目

雨が好き
音がするほどの雨が

鬱々とした気持ちの
理由になるから

雨を外に出なくていい理由にして
色々な映画やドラマを観る

そうすると
今悩んで
もう全て消してしまいたいと
固くなった気持ちに
光を差し込ませてくれる

そして思える
気づく
生きている
それだけでいいんだってことに


心を整えるために書く

気がつくと6月に入っていた
何かを書くとか
そういうことも億劫な毎日
歳のせいか
とにかく
何をするにも面倒くさい
考えることも
面倒くさい

父の酸素濃度が低下して
会っておいた方がいいと言われたのが
3月
しかし
その後酸素は安定するもの
意思の疎通は
取れなくなった
栄養を入れると熱が出たり
痰が絡んで苦しそうだったり
そんな姿を見るのが辛い
今はそれも落ち着いて
演歌を耳元で聴かせると目を開ける
何か言いたそうに喉がなるけど
聞き取れない
わかってあげられないのが辛い

6月に入り
長嶋茂雄さんの少し前に
義母が亡くなった
その1週間前に
意識はすでになく昏睡状態
息のあるうちにと
会いに行って
ありがとうを伝えてきた
悪い嫁でごめんなさいとも
田舎では
明らかな死因さえわからない

息子は相変わらず
得体の知れない会社の仕事をしているらしい
個人経営と銘打たれて
セミナーに勤しみ
時間を束縛されていても
前回の就職先とは違って
通い続けている
しかし
家賃滞納
汚部屋は悪化の一途を辿る
洗濯機は回しても
干さずに放置するから
臭い匂いが部屋に充満する

耐えきれずキレる私

でも
だから一緒にいるのか…と
自分をなだめるも
いつまで振り回されるのか
60近くなり
安定の日々を送ることはないのか
今までの自分の選択に
全ては間違いだったと思うほど
気持ちが沈み動けなくなる
仕事に行くのも辛く
行っても身体も頭も働かない

息子には独り立ちをしてもらって
そろそろ私は
元の場所に帰ろう
帰りたい


震災から14年

あの恐ろしい日から
14年
いまだにあの恐怖は
忘れられない

あの恐怖は止まったままなのに
この14年は
ちゃんと時が流れて
色々なことが変わった
14年の月日って
長いんだな…

これから14年後
もっともっと変わって
自分も生きているかどうかも
わからないな

今更だけど
今を 毎日を
大切に生きなきゃな