シンガポールに来てから、何かと気になる存在なのが、リトルインディアとアラブストリート。
インド系やアラブ系の人ばかりが沢山居るところ、というのは今まで経験したことがなかったので新鮮で興味深い。
予行編の時にちらっと訪れたムスタファセンター(という、リトルインディアにある混沌とした24時間オープンのショッピングセンター、ドンキなみのごちゃごちゃっぷり。陳列の秩序、不明)にはなかなかの衝撃を受けたんだけれども、その建物のルーフトップに美味しいインド料理屋さんがある、と多くの方がブログや旅行記に書いていらっしゃる。
これはインド料理好きとして行かずにはいられない、と金曜のディナーにチョイス。
土日はあまりの人の多さに近づかない方がいい、と夫が言っていたが金曜の夜もなかなか。レストランにつながる3機のエレベーターはどれだけ待っても満員で一向に乗れる気がせず、遂には停止中のエスカレーターをベビーカー担いで上がるという荒技まで(夫が)こなして目的地に到着。
予めお水が置かれている 一本¢90だった気がする。
シンガポールの水道水はあまり美味しくないので、飲料水を用意してくれてるのは嬉しい。
このドームの形状がそうさせるのであろう、どこかのテーブルの会話が反響して、すぐ耳元で聞こえるのである。不思議なかんじ。
面白いといえば面白いんだけど、気になるといえば気になる。
もし放物線上?に日本語のわかる人が座ってたらと思うと、あまり大事な話はできないね…
チキンのビリヤニ、パラクパニル、タンドーリチキン、サモサ、スイートラッシー、マンゴーラッシー、
ビリヤニは夫がインドで食べて美味しかったということで懐かしがって注文。インドっぽい香辛料で炊き込まれたご飯。私は初めて食べたのだけど美味しかった!
いわゆるインド米と思われるそのお米が、日本でも中国でもフランスでも見たことないくらい長い。もはやパスタの一緒みたいだ。
しかし、夫曰く、インドで食べたのは更に長かったそう。…まぢか…。
パラクパニルは私の好物であり、見ると頼まずにはいられない。私の場合、ほうれん草の最も好きな食べ方はパラクパニルだと思う。
タンドーリチキン、うまいよ。
ソースもうまいよ。
サモサもうまいよ。でもボリウムありすぎで、ビリヤニと一緒に注文したのは間違いだったかも。
どれもこれも、意外としっかり辛くて後からじわっとくるかんじがたまらん。(あ、パラクパニルは辛くなかったかな)
広いインド、地域ごとにメニウが分かれていたので、通いつめて色々制覇してみたい。
乗れないエレベーターや動かないエスカレーターも、ちょっとインド体験しちゃったような、駅前留学的な、お得な気分。←うそつけ
ちなみに、ガラスドームだけじゃなくて、半屋外、屋外と様々な席がありましたよ。