こんにちは。

 

 

大分市で切ったら絵が出るパン「エデルパン」と

「グルテンフリーのお菓子とパン」の

教室を主宰しております

阿南祐子と申します。

 



ご訪問ありがとうございます。

 



はじめましての方はこちらもどうぞ

 




この春ご進学、ご進級のお子さんを

お持ちの皆さま、

おめでとうございます🌸



新生活にわくわくする気持ちの反面、

環境の変化に親御さんも

多少の緊張があることと思います。



特に小学生になる子の親御さんは

こども会、PTA活動など、これから

関わっていく保護者の活動には

いろんな「ハテナ?」を抱えているのでは

ないでしょうか。



うちは上のこどもが

小学生になる直前に引っ越しをしたので

同じ校区に情報共有できる友だちもなく、

保護者の活動はまったく未知のまま

スタートしました。



本日は、私がこどもの入学の時

もっと、知っておきたかった

PTA活動について、ザックリと

お話したいと思います。


 

よろしければお付き合いください。


 




「こども会」と「PTA」は別団体




「こども会」と「PTA」は地区によって

同じ連絡網を使っていたりして、

混同しやすいのですが、全く別の団体です。

加入の案内がどちらも同じときに

されたりしてますが、

別団体なので、加入手続きも別々です。



こども会は、地区の小学生が会員(任意)で、

主に、こどもたちの社会性を育むため、

以下のような活動をしています。



・地区の廃品回収などのボランティア活動

・お楽しみ会、夏祭り、クリスマス会など



加入すると



こどもたちは

遊びを通じて、同級生だけじゃない

地域での仲間作りができて、

上の子が下の子たちに教えるなど、

小さな社会の仕組みが、経験できます。




こども会の役員の決め方は、



高学年の保護者が

こども会役員を担うのが慣例となっている

ところが多いようです。



年末に立候補を募って

なければ、高学年保護者で話し合い?

くじ引き?などで決めているようです。




こども会役員の仕事は、



こども達の遊びの企画、

運営に関わる全て

行事の車出しやお世話係などの当番を決めたり、

プリント類を作成して配布したり、

お楽しみ会の出し物を決めたり

景品を調達したり。



こども会の活動と

小学校のPTA活動とは

完全に分かれています。









PTAは何をやる?




PTAは、保護者と学校の教員が会員(任意)で、

こどもを取り巻く環境を整えて、

健全な成長をはかる活動を

学校や地域団体と協力してやってます。




保護者が参加する活動は

だいたい以下のように大きく2つに

分かれています。



一つは

・仕事を部署に別れて担当する「専門部」



専門部員は


各クラス保護者から選出されます。

(「地区部」以外※)


小学校に入って最初にある「役員決め」は

この専門部のクラスごとの役員を

選出するということです。


クラス役員に選出されたら
すぐに一同に集められ、部ごとに
三役(部長、副部長、会計)を
決めて、活動が始まります。


(学校によっては、専門部がなく、

すべてボランティア募集などで

運営しているところもあるようです。)




「専門部」の構成と仕事の例としては



広報部

(PTA活動を広報誌などで知らせる)

誌面のデザインは外注している学校が多いので

たいてい、パソコンやデザインスキルは不要



環境部

(草刈り、清掃活動など)



保体部

(運動会のPTA競技の運営や、

 保健、給食などの衛生関連全般)



学年部

(懇談会やクラス単位で行う活動全般)



地区部※

(地域の見守り活動)


※他の専門部員はクラスごとですが、

地区部だけは地区ごとに決まります


※当番表を新年度始まる前に作るので

この部だけは年末ごろに地区の中で

後任がきまります。


(クラス役員決めの時期には

すでに活動が始まっているので

他の部とは動き方がちがいます)





もう一つは、

・PTAを運営する「執行部」


(「執行部」「総務部」「事務部」など

学校によって呼び方はいろいろ)



PTA会長、副会長、会計監査がここに所属して

会社でいえば総合職に近いような

仕事をしています。




執行部役員の選考は


夏以降に発信される推薦アンケートなどの

情報をもとに、選考委員会が、

地道にうごいて決めます。


(この選考委員会についても、例えば、

「各専門部の副部長が選考委員を担当する」など

学校ごとに選出基準があります。)



専門部と、執行部とで、大きく違うのは

任期です。

専門部は1年で交代しますが、

執行部は任期2年です。



執行部役員は、任期終了すると、

以降はPTA役員を全ての子で

受けなくていいという約束ごとがあるので、

お子さんが3人以上いる保護者さんや

お仕事などの都合で計画的に

引き受けられる方が多いようです。



また、

お母さんだけでなく、

お父さんも積極的に役を受けるなど

家庭で負担分けできる方も

増えています。





私は、初めてクラスの「役員決め」に

参加した時は、

「役員」がどの役の人を指すのかも、

なんの仕事をしているかもわからず

ただただ、様子を見ているあいだに、

立候補でさっさと決まっていきました。




学校ごとに約束ごとも決まっているので

そこを理解できている人が

上手く関わっている印象でした。




約束ごとの例としては、



こどもが在校中にこども1人につき、

1回は何かの役につきましょう



「1番上の子が入学のタイミングや、

転入してきて最初の年など、

はじめての小学校では

(専門部の)部長、副部長、会計の三役を

受けなくていい」



一度、部長か副部長を受けると

今後は部長、副部長、会計の三役は

受けなくていい」などなど。



配布された資料には

記載されていたと思いますが、

「三役」とは?とか、

細かいところがわからないのと、

誰に聞いたらいいのかも

わかりませんでした。




執行部に聞けばわかる



入学時にPTA加入についての説明や、

役員決めの時の進行をしているのが

「執行部」の人たちです。

約束事や組織の構成は学校ごとに違うので、

わからないことは

この執行部の方に問い合わせれば丁寧に

教えてくれると思います。




今は共働きで忙しい保護者さんが多いので、

PTAの仕事も、できる人が

できることをやりましょうというスタイルに

どんどん変わってきています。 




「やらされ感」など、

個人の負担感を多く言われがちですが、

面倒なことも積極的に関わる人が

多いほど分担ができます。



逆に、押し付け合えば

善意から関わっている人の負担は

大きくなります。 



保護者それぞれが、できるだけ情報を集めて

家庭単位で無理なく、

関わっていけるのが理想と思い、

今回は記事にしてみました。



いかがでしたか。



ぼっちママだった私が

最初の役員決めの前に

ちゃんと知っておきたかった

PTAのお仕事について

ざっくりと書いてみました。



ここで少しまとめてみます。





まとめ



こども会とPTAは、全く別団体

こども会役員は

高学年で受けることが多いが、

PTA役員はこどもの学年関係なく受ける




入学してすぐの役員決めは

PTA専門部のクラスごとの役員決め



「学校ごとに決まっている約束ごと」や

「組織のかたち」、「各役職の任期」を

理解しておくと計画的に関わりやすいので

情報収集は大切



役員とは別で、完全にボランティアで

活動している「父親の会」や、「母親学級」が

主催しているイベントなどに参加してみると、

すでに役員を終えている保護者さんが

いたりするので、どの部が良かったとか

経験談も聞けたりすると思います。



執行部役員は肩書きが

「会長」「副会長」「会計監査」と、

近寄りがたいイメージもありますが

話してみれば、人が好きな人が多いので、

困っていることがあれば

無理をせずに、執行部役員に相談してみると

すぐに解決することもあると思います。



また、

お母さんだけでなく、

お父さんも積極的に役を受けて

家庭で負担分けができているところも

増えているようです。




以上、ザックリと知って、無理なく

上手に関わることができれば幸いです。



 

エデルパンはPTAや地区公民館の

生涯学習指導なども承っています

阿南へのお問い合わせはこちらから


友だち追加


 


自宅教室の体験レッスンは随時承っております

ぜひご参加してみてください