私の友人に
中国人がいる
北京大学出身で私の住む千葉県で仕事をしている
東京から遠く離れた九十九里浜に近い場所で
古い豚舎をつきの土地を購入したという
早速行ってみると
相当古い豚舎の建物があった それに広い土地
格安に手に入れたその利用方法に驚いた
豚舎の各房を仕切って部屋にして中国から来る
学生の寮にするという
確かに各房の広さは畳で言うと6畳ほどもある
房の前に芝生を敷き詰めそこでバーベキューも出来るという
何故
そんなことを思いついたのかを聞くと
東京で勉強している中国人の部屋に行ったとき
6畳の部屋にベッドを置いてそこに3~4人も詰め込み
ギリギリの状態で生活しているのを見た
そんな若い中国人を見て
可哀想に思い
こうして6畳の部屋に一人で住んで
安心して勉強してもらいたいとして
考えたそうだ
何でも金次第
劣悪の環境の中で日本人が金儲け一辺倒の社会
先進国として恥ずかしい思いをした
時間があるとき
私も その元豚舎でボランティアで手伝っている
日本に来て良かった
良い日本人に会ったと言われる言葉一つが嬉しい
先日も
インドネシアから来て日本語学校で勉強している
若い学生と一緒に食事をした
私の国をよく知っている人と話せて嬉しかったと
一緒にスマホで写真を撮り現地のお母さんに送っていた
こうした時間が私にとって一番の癒しの時間なのだ