これでいいのか日本人 | ユース・サポート・センター友懇塾

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相談活動や,日々の思いを代表者井内が日記を書いています。

相変わらず余震が続く

一昨日、盛岡の友人のところに連絡がやっと取れた
宮古の友人にはまだ連絡が取れないが
被災地の厳しい状況はテレビで放映されているが

ここ盛岡でも厳しい状況は何ら変わらないと言う
100名収容されている避難所で
食べるものがバナナ50本だと言う

燃料は全くない
行政は、燃料は港から入ってくると言うが
いつになりますか?と聞くと
分かりませんという答えだそうだ

友人が言う、いっそ自衛隊の指揮のもとに動いた方が
スムーズに流れる
ような気がすると言う
行政は行動が伴わないと言っている

被災地に届けられた食料品などを配ろうとすると
配るのはもう少し待ってくれと言って配れないそうだ
同じ

岩手の人がボランティアで手伝おうにも
道路が閉鎖れていて、燃料がなく身動きできないという

テレビの放映で千葉の映像が流れスタンドで給油をしようと
長蛇の列の姿を見て怒っていた

私自身、あまりにもひどいと思いスーパーに行ってみた
水も乾電池もトイレットペーパーも米もないし
インスタント食品等何一つなかった

大きな被害もない千葉でこういう状況なのだ
ユース・サポート・センター友懇塾-倒れた書庫


静岡へ連絡したら、ガソリンで並んでいるところはないという
普段通りの状況で手に入っていると言う
買いだめするような状況ではないのに、悲しくなるのは私だけか
自分さえよければと言う最近の社会現象が如実に表れている

被災地の困窮している姿を見て自分たちは備蓄もあると
画面を覗き込んでいるとしたら同じ日本人として情けない
大手石油会社の人に聞いた「石油は十分あるから」という
せめてこうした機会に大人がいつも言っている「今の子どもは
という言葉を反省し「大人が反省する」する機会になればと願う



写真は地震の際、私の仕事場の後ろの書庫が倒れて来たところだ
九死に一生とはこういうこと、机は真っ二つに折れ使い物にならない
全ての片付けに3日間を要したことでことの大きさが分かる
誰もけがをしなかったことが不幸中の幸いといったところ