久しぶりにいい相談事 | ユース・サポート・センター友懇塾

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相談活動や,日々の思いを代表者井内が日記を書いています。

昨日の土曜日。午後2時過ぎに横浜からという母親からの電話相談があった。子どもの非行問題で困っている。インターネットを見て私に連絡があった。母親の一方的な話の中から見えてくる状況を私なりに判断しご主人と連絡を取って私が行くことと何時頃帰宅するかを聞いて下さい。時間が合えばお伺いしますからといって電話を待った。5時過ぎ母親から電話があり9時頃でしたらと言う返事だった。分かりましたその時間にお伺いしますと言って電話を切った。
 車で向かいながら、子ども事、母親のこと、父親のことを色々考えた。妙に明るかった母親の声が気になった。結論から言う、久しぶりにいいお父さんに巡り会えた。このように子どもを理解している父親のいる家庭はきっと大丈夫。これが私の結論だった。しっかりと子どものことを理解しているし、今置かれている状況を冷静に見ている。母親は、自身の育ちの中で一度も挫折していない。私が育ったように「子どもが言うことを聞いてまじめに勉強してくれれば」と一人で期待を担ってきた結果が子どもを反抗期のまま今まで来てしまった。子どもにも人格がある、叱ってばかりでは子どもが疲れる、心に余裕を持って我慢しながらゆっくり行こうと話をした。母親のすばらしいところは「明るいことだ」話をしていて雰囲気がいい、子どもも母親の影響か明るいそうだ。子どもから「ぱぱ、まま」へという手紙を見た。素直な子ども気持ちが書いてある。母親の明るい性格と父親の子どもへの理解がこのままいけば絶対大丈夫。私が訪問して、子どもを叱ってくれるということを期待した母親は、他人の大人に自身が叱られてきっと驚いたかもしれない。でも、今の社会で、大人が大人を注意してくれるなんて絶対ないから、我慢して頑張ろうといった。たぶん母親は理解してくれたと理解しているが、子どもへの言動を守ってくれるかが少し心配だが・・近いうちに父親と子どもと一緒にあって話をしようと約束して横浜を後にした。久しぶりに帰りの中でうれしかった相談事だった。やはり父親が前面に出て子どもを理解してかかわってあげることが大切だな・・・これ今日の結論