2月14日
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65歳以上「夫婦世帯」の貯蓄は…


総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2022年(令和4年)平均結果-(二人以上の世帯)」のデータによると


無職の夫婦だけでなく勤労世帯も含めた貯蓄額がわかります。

出所:総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2022年(令和4年)平均結果-(二人以上の世帯)」


  • 貯蓄額の平均値:2414万円
  • 貯蓄額の中央値:1677万円
平均値とは「全てのデータを足したあとに、データの個数で割った値」です。そのため、群を抜いて貯蓄額が多い人がいると、平均値が引き上げられる傾向があります🧐


え~~~😱
こんなにあるの❓️
そりゃそうかも…知れんよね🥺

団塊の世代が
2007年には定年を迎え始める頃
そしてピークは2016年

そして気になるのが…
団塊の世代の会社員、公務員の退職金

2000万円~3000万円と
答えた方は19.4%

1000万円~2000万円と
答えた方は15.7%

2007年3/23掲載「ビジネス+IT」より


貯蓄できるのもわかる…😰

たまには栄養つけたいです❗️

 



一方で中央値は、対象となるデータを小さい順に並べたときに、ちょうど真ん中にある値を指しています。平均値より実情に近いので、貯蓄額の実態としては中央値を見るのが適切でしょう🤔

貯蓄額の中央値は「1677万円」

65歳以降になると、退職金や相続などまとまった収入が入ることで、貯蓄額が大きく増える人もいます🧐


ただ、貯蓄額が2000万円以上の世帯が
全体の約4割 (42.5%)を
占めている一方で
貯蓄額が300万円の世帯は
全体の約1割(14.4%)です🧐
つまり、貯蓄がある世帯とない世帯に分かれるということです🤔

どの世代でも見られる特徴ではありますが、65歳以上では退職金の有無なども大きく影響するでしょう🥺


総務省統計局の「家計調査報告 家計収支編 2022年(令和4年)平均結果の概要」より


65歳以上の夫婦のみの無職世帯」の家計収支を見ていきます🧐

【65歳以上】夫婦のみの無職世帯の収入&支出

出所:総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2022年(令和4年)平均結果の概要」をもとにLIMO編集部作成


月の収入

収入:24万6237円(うち社会保障給付)22万418円

月の支出

  • 消費支出:23万6696円
  • 食料:6万7776円
  • 住居:1万5578円
  • 光熱・水道:2万2611円
  • 家具・家具用品:1万371円
  • 被服及び履物:5003円
  • 保健医療:1万5681円
  • 交通・通信:2万8878円
  • 教育:3円
  • その他:4万9430円
  • 非消費支出:3万1812円

消費合計26万8508円

月の収支:▲2万2270円

支出26万8508円に対し、収入は24万6237円。平均的な収支の場合、2万円以上の赤字となります🤔


公的年金はいくらもらえますか?

老後生活における主な収入源は「公的年金」です。厚生年金と国民年金にわけて、平均的な受給額を知っておきましょう。

 厚生年金の平均年金月額

〈全体〉平均年金月額:14万3973円

  • 〈男性〉平均年金月額:16万3875円
  • 〈女性〉平均年金月額:10万4878円

※国民年金部分を含む

全体平均は14万3973円ですが、男女で月約6万円の差が出ました。また個人差が大きいのも厚生年金の特徴です。

というのも、厚生年金の報酬比例部分は「現役時代の報酬や加入期間」が大きく影響するからです。年収が低かった方や加入期間が短かった方は、年金収入だけで生活するのは難しいかもしれません。

厚生年金は国民年金を含む平均月額です。では、1階部分の「国民年金部分だけ」の平均月額はいくらでしょうか🤔


国民年金の受給額

出所:厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成


国民年金(老齢基礎年金)の受給額

〈全体〉平均年金月額:5万6316円

  • 〈男性〉平均年金月額:5万8798円
  • 〈女性〉平均年金月額:5万4426円

国民年金のみでは5万6316円となりました。

貯蓄が十分にない世帯にとって、十分とはいえない金額と言えます。もし夫婦ともに国民年金のみに加入していた場合は、11万円程度が収入になります🧐


基本的には収入の中でやりくりすることになるので、先程の収支どおりではなく「10数万円程度に生活水準を落とす」という調整が必要になるでしょう🥺

自分が将来年金をいくら受給できるかを把握するために

「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」などの活用が必須となりますね✨

なお

2024年1月19日に厚生労働省より

公表された2024年度の年金額は

老齢基礎年金の満額で6万8000円

夫婦ふたり分の標準的な厚生年金で

23万483円でした🧐



もしも平均的な「65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)」という場合

家計収支では毎月「2万2270円」の赤字になることがわかりましたね🤔

では、現役を65歳で引退したのち老後の生活を送るとしたら、上記の赤字分を埋め合わせするために、老後資金として必要な費用はどのくらいになるのでしょうか🧐

仮に平均寿命から考えるとすると、65歳にすっぱりリタイアした場合、約16年〜22年が老後の生活期間となるでしょう😆


22270x12x16=4275840

22270x12x22=5879280


その場合に不足する金額を

単純に計算すると

「約428万〜588万円」となります😱


長生き家系で100歳まで生きるとした場合さらに必要な老後資金が

増えるでしょう😱

老後の生活がいつ終わるかは人それぞれですが、「長生きリスク」なる言葉も生まれた現代。余裕をもった老後のためにもあらかじめ資産を形成しておくことが大切かもしれません🤔


上記の不足金額は

あくまで平均的な支出の赤字分のみを

補填するための費用です🧐


場合によっては、ケガ・病気や

介護費用なども

必要になることがあるでしょう😱


介護保険や医療保険を利用する場合でも自己負担額はかかります🧐
万が一の事態も想定して、老後生活に向けた貯蓄が必要になるのかな~☺️


老後の年金や収支を確認してみました🧐

年金だけで悠々自適な生活を

過ごすのは、難しい時代に突入してきたように感じます🤔

老後に備えるための解決策は

やはり元気で健康に

長く過ごすことでしょうか☺️



自分の老後は自分で備える
時代は変わりつつあるので
乗り遅れないことが大切になりますね🧐


いつもご覧くださり
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