そろそろ実年齢からマイナス20歳を引いた感覚で生きていくときが来たと思います。
もはや額面の年齢通りに生きていては、色々不具合も生じて来るからです。
それは若く見られるためとか、若作りなおしゃれをするためとか、そんなぬるい話ではないんです。
寄る年波、確実に気力、体力、筋力、持久力などなど、あらゆる力が低下して来ているので、放っておけばQOLはダダ下がります。
そうなればどうしたって暮らしに不満や不安が出て来てよろしくありませんし、この先行き詰ってしまうためです。
とにかく、まずは思い込んでみるといいと思われます。
医学博士で、大脳・自律神経系の研究者でいらした故・佐藤富雄先生は、かつてこのようにおっしゃられていました。
「脳には、思いに忠実に従ってそれを実現しようとする力がある」
つまり、しっかりと脳内設定をすることで、心身のポテンシャルは確実に上がり、マイナス20歳のパワーが徐々に備わって来るのですね。
佐藤先生ご自身も、実年齢を度外視しておられたため、いつまでも若々しく、パワフルでいらっしゃいました。
まだまだたくさんやりたいことが見つかっていくのが大人世代です。どれひとつとして、あきらめたくなんかないですよね。
さらに言えば、仕事や家事のみならず、介護やお孫さんのお守りなど、暮らしはますますハードになるばかりです。
そこでエネルギー不足でダウンしないためにも、20歳くらいは心身ともに若い自分をものにしましょう。
また、仮に将来おめでたくも90過ぎまで存命したとします。
そのときまともに実年齢通りに生きて来たせいで、相応に老化してしまっていたら周囲にも心配をかける結果になります。
それだけは本当に避けたいものです。
実年齢など普段はすっかり忘れていて、公的な書面を書くときになど、あれ？ 私っていくつだったっけと、身分証を確認するくらいでちょうどいいんです。
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