毎月月末には、その月に読んだ本の中から心に残ったものをご紹介しています。
5月に故・加藤和彦氏のドキュメンタリー映画が公開されると知り、予習的に読んだ。
革命的な音楽を創り続けたアーティストとしても、美しく暮らす生活人としても、そして私の永遠の女神、故・安井かずみさんのパートナーとしても知られる方だが、その文章はまた整然と過不足のない表現で、伝えたいことが十二分に伝わって来る感じ。
凡人からすると、お洒落で上品でややスノッブ臭も感じる内容なのだが、加藤氏の言葉には、その要素だけでも取り入れたいと願ってしまった力があった。
自分って心底こどおばだと、読後に恥ずかしくなりました(^^;)
大人の男性ならこの方のお名前を知らない方は少ないと思う。
セックスに哲学や、悟り的なものまでも見出され、物静かな筆致で綴られた一冊。
エロの表現の第一人者として来られた著者だが、目指していたものは密教の奥義を映像化することだったのかも、と思わされた。
昨今よろしくない性の病が流行っているが、本著を確かに読み込んだなら、きっとその歯止めになると感じた。
寄る年波、去らない苦悩で疲れてならない(笑)。そこで思わず手に取ってしまった一冊。
疲労研究の第一人者である著者による疲労のメカニズムや対策法がわかりやすく綴られていて、読むだけでも疲れが取れた気がした。
やはりビタミンB1は摂ったほうがよくて、散歩や軽い運動はあなどれない効果があり、栄養ドリンクは元気の前借り。
こういった何となくの常識が腹落ちしたので、疲労に対して果敢に挑んでいこうと思わされた。疲労を叩き出そう!
著者のファンなのだけれど、タイトルがじわじわ来る。
単なる食べ物にこんなカラフルなストーリーが重ねられるなんて、やはり平松さんはすごい。どの食べ物についても「ああ、今度」と思わされてしまう。
そうそう新宿の南口にも高級な海苔弁専門店が出来たんだよねえ、なんて本と対話出来る稀有な作品。
安西水丸氏のイラストも楽しめてお得な一冊です。
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