ストレスは諸悪の根源ですが、それは自分が引き寄せているところも、結構あると思われます。
たとえば、無礼なことを言われたとします。
その言葉を頭でとらえて判断すると、やはりムカっと来たりするものです。
ですが、本心では本当に怒っているのでしょうか？
もしかしたら、実際は何とも思わず、ああ、何か言ってるよ、としか感じていなかったりする場合も多々あるものです。
無礼＝怒るという公式が成立してしまっているから、それに従って気が立ってしまっているだけかも知れないんです。
ですので、何か心が波立ちそうになったら、一拍置いてこう自分に訊いてみてはどうでしょう。
今、本当にそう感じたいの？ と。
心配したい？ 嫉妬したい？ 悲しくなりたい？
そうしたいなら素直にその感情に浸ってもOKですが、それは嫌、と思ったなら、普通にこころよく思える感情を選べばいいと思います。
何も感情にルールなどないのですから。
これが習慣になると、割といつも楽な心持ちの中で生きられるようになるようです。
要は感情を野放しにしては、しんどいことになりやすくなるわけです。
感情の手綱を自分で握れば、少々のストレスなど軽やかに蹴り上げられるんです。
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