実は息子、受験生でして。笑

アメリカって学年によって呼び方があるんです。

高校1年生(日本の中3)はフレッシュマン。

2年生(日本の高1)はソフモア。

3年生(日本の高2)はジュニア。

4年生(日本の高3)はシニア。

会話でも10年生とか、11年生とか言いません。グレード(学年)は?と聞かれるとフレッシュマン・ソフモア・ジュニア・シニアで答えます。

 

でね、アメリカでは高校最後の年(シニア)が受験って感じでもないんですよ。

大学にはEarly Decisionってのがあって、シニアになって2カ月後には願書出願する早期出願ってのがあるんです。これをやるとクリスマスあたりには合否がわかり、残りの半年以上ある高校生活はゆるーく過ごすってのをやることができます。

そんなわけでみんなこれに向けてジュニアになって後半ぐらから統一模試であるSATやACTの準備をして最高スコアGETのために受けまくるわけです。なので日本の高校3年生の受験勉強みたいな感じなのはジュニア後半から。早い子はもっともっと早い時期から準備をはじめていますがね。我が家はのろのろなんで、今更って感じです。

しかもコロナの措置でいろんな大学が免除されていた統一模試スコア提出が最近またまた提出義務になる学校も増えてきました。

そんなわけでうちも重い腰をあげてやーーーーっと模試対策をはじめたわけです。

なんせウチの息子、まさに現在ジュニア後半でして・・・。同じ歳の子供がいるお隣さんの息子さんはすでにかなり前から準備をはじめ、この前のSATでは数学1問間違えだけであとは満点だったそうな。願書提出までには満点になるから、今はあまり勉強しないで近くの裁判所でのボランティアにいそしんでいるらしい。

はぁぁーーーー、自分の子供と比べてはいけないけど、ため息がでるほどすごいわ。

 

うちはね、もう私は関わっていません。

私が何か息子に言うと(大学準備について)アメリカ人の主人が「そうじゃない」と入り込んでくるんで。

20年以上前に卒業した癖に、ただ単に生まれも育ちもアメリカだからって私が何か言うとすぐに違うやり方をしろと息子に言う。

私だってアメリカの大学行ったんですけどね。

ま、こんなことで喧嘩するのも嫌なんで息子の大学に関しては私はかなり前から関わるのを辞めています。

息子と主人に任せてるんで、行きたい大学に行けなくても私は知ったこっちゃないって感じです。

まーーーね、ウチの主人のやりかたはアメリカ式。褒めて伸ばす感じなんで息子がナルシスト化しているのは確か。

たいして成績もよくないのに、いまだにアイビーリーグに行けると信じています。息子のみならず、主人も。

目標が高いのはいいですが現実は厳しいんでね、実際に受かった大学が理想と違いすぎて心打たれるんじゃないかとそっちのほうが心配です。

 

というわけで、受験生のママですが関わりは皆無なんで気楽です。

一体いつSATを受けるのかさっぱりわかりません。笑

昔はボランティアとかちゃんとやれって口酸っぱく言ったけれど、これだけ言ってもやらないんでもう何も言わないことに。

なんせ息子も16歳。何度言われたこともやらないってことは、それで何かを損しても自業自得になるってことぐらいわかっているでしょう。

そんでですね、近くの州立大学にでも行ってくれるのが一番安くていいんでそうなってほしいって思っているんですがね、それもちょっと無理そうです。涙

 

泣いても笑ってもあと半年もすれば出願なんでね。

それでだめなら早期の出願じゃなくて普通の出願すればいいんで。

息子と主人、2人3脚でがんばっておくれ!