この前職場で話題になったのがアメリカのスッチーたちの年齢と体型。

性別・年齢・体型で差別をしてはいけないアメリカ。もちろん宗教や肌の色なんてもってのほかだけれど履歴書に書いてある情報だけで書類選考をします。

なので、もちろん顔写真を貼るなんてぜーーーーったいない。

性別、生年月日、扶養の有無、こんなことも聞かれません。

ただ学歴を書く欄があるので年齢はだいたいここでわかるはず。

 

そして年齢を理由に首を切ることもできない。

なんせ定年退職ってのがないですからね。

年齢で差別できないんで、80歳のスッチーでも体重150キロの巨漢でも更新制の保安試験に受かって仕事がまっとうできればいいわけです。

そしてですね、これはアメリカの航空業界あるあるなんですが・・・長くいればいるほど好きなフライトが選べるんです。

アメリカの航空会社はBidとよばれる形式をとっていて、自分の飛びたいシフト・働きたいシフトに希望を出すんです。あとはもう入社日で長い人からバンバン決まるというわけ。

なので入社歴の長い人が国際線をやることが多いんです。これがアメリカの航空会社の国際線に乗ると年輩の貫禄たっぷりおばちゃんたちがスッチーな理由です。昔は日本語要員とかで日本人クルーが何人か優先的に乗ったり、日本便担当だったりしていましたが片言の日本語だけで日本語担当だったり。

 

あとね、身長。

最近、私と身長が変わらない(151センチ)のスッチーをよくみかけます。

特に若い女の子に多い。知り合いの娘さん、私と数センチしかかわらないんですが大手スッチーです。

昔みたいにボーイング747とかエアバス380みたいな超燃費悪い特大飛行機がなくなりつつあるわけで、それによって2メートル以上のところに届かないとダメみたいな規定が最近は185センチぐらいまでになったわけです。

それに加えてアメリカではスッチーが荷物を棚に入れるのが業務に含まれていないんですよ。

ひと昔前はドアが閉まるまで無給だったんですが、たしかデルタはお金が払われるようになったのかな?

最近は預け荷物が有料になったりで手荷物がものすごく重い人もいます。これにより棚に入れようとして破損・ケガなんかあったら客のクレームだったり労災で大変なので手伝う必要なしってこと。

 

そうそう、職場で話題になったのが80歳ぐらいの超おばあちゃんスッチーがいた。ってこと。

アメリカ人がびっくりして話していました。

おばあちゃんスッチーたちに見慣れているアメリカ人も、さすがにびっくりした模様。

そしたらベガスの帰りにも超ご高齢スッチーがいましたよ。

ただね、ご高齢スッチーたちはアメリカでのフライトアテンダントが超花形職業の時に採用された方々。ふっさふさの金髪に超バッチリの化粧。ご高齢とは思えない見事なプロポーションにヒールを履き、若いノーメイクで髪の毛を見造作に束ねたスッチーなんかよりも気品あふれています。

 

あとね、超肥満スッチーもたくさん。

通路側に座っていると、スッチーが通路を通り過ぎるたびに特大のお尻がバンバンぶつかって寝れません。

スッチーはホステスじゃなく悪魔でも保安要員なのでね、仕事して保安要員の要件さえ満たせればOKってわけです。

日本じゃなかなか慣れないスッチー。

アメリカじゃ身長150センチでも、デブでも、年輩でもなれます。

そこから生まれるサービスは日本とは比べ物になりませんが・・・慣れれば気になりません。笑

逆に、アメリカみたいなちょっと冷たいサービスに慣れてしまうと日本みたいに苗字で呼ばれたり、挨拶しに来てくれたり、呼び出すとひざまずいて話してくれたり・・・こっちのほうが違和感ありありで恐縮してしまいます。

 

ついでに年輩男性もまぁまぁいます。

教頭先生みたいな感じのスッチーもいました☆