アメリカで困ること。

 

それは焼肉・焼き魚をするのに勇気がいるとうこと。

アメリカの天井は高い。

間取りも日本でも今風のリビング・ダイニング・キッチンというぜんぶが1つの空間になっているもの。

ほら、昔はリビングとダイニングとキッチンが仕切られていたよね。

つながっていてもダイニングとキッチンぐらい。

リビングにはちゃんと仕切りがあった。

 

アメリカもキッチンとブレックファーストエリアっていうちょっと食べるところが一緒なのは多いけど、フォーマルダイニングエリアっていうきちんと食べるところが分かれているところがひと昔前の家には多かった。

でも流行りはオープンフロアプランと言ってリビング・ダイニング・キッチンがドカンと一つの空間になっているわけです。

家によってはリビングぜんぶが超高い天井の吹き抜けだったりしましてね、夏は灼熱地獄、冬は極寒になるのです。

電球が切れようものなら取り換えは一大プロジェクト。大変です。

 

それだけじゃない。

換気が弱い!

アメリカに来てびっくりしたのは換気扇ない家とかあるのよ。

アイランドのど真ん中にコンロがあって、換気扇ないの。

よーーーくあるのがコンロの上に電子レンジがあって電子レンジの下から煙を吸い上げるんだけど、フィルター通ってろ過された空気が電子レンジの上から出るタイプ。




このタイプ、ここら辺の高級な家になればなるほどないんですよ。

金持ちは料理しないのか?!

で、最強なのが日本と同じダクトが外に出るタイプ。これなら臭いが外に出るのでOK。

でもなかなか外に臭いの出る家ってないんだよね。

カリフォルニアの家はインド人とか中国人が多い地域だったから外に臭いが行く換気扇が多かった。

が、ノースカロライナは違う。家探しでも換気扇ない家たくさんあって苦労した。

 

だってね、一番最初に借りた家は換気扇なかったのよ。

臭いが超高い天井の上にのぼっていくわけね。

数日間かけてだんだん降りてくるから焼肉・焼き魚なんてできなかった。

ベーコンなんて焼こうものなら数日間に追ったわけ。

 

これに追い打ちをかけるように火災報知器がピーピー鳴るわけよ。

我が家の火災報知器超繊細でね、そんでもって家中に張り巡らされているから1つ鳴るとほかのところも鳴るわけ。

焼肉最中にものすごい音なって主人に怒られてさー。

火災報知器にもいろいろ種類があるから一番感度の低いやつにしたんだけど勇気ないわ。

だから最近はキッチンコンロのところに椅子持ってきて、換気扇回しながら焼肉してたんだけどそれじゃあつまらないでしょーってことで最近お天気いいし蚊もいないし、外でやることに。

 

家でやっていたときは鉄板だったけれどせっかく外でやるなら網でやりたい!が、面倒な準備は嫌だ!ってことで購入しました、イワタニの炙り屋。

火力弱いのが超不満なんだけど、でもお手軽さは最強。

なんせボンベぶっさせばいいだけ。




同じくイワタニから出ている普通のカセットコンロに使える網を買ったんだけどアマゾンで1か月ぐらい前に買ってまだ届かない。行方不明中。笑




机の上で肉数枚だけってのも気軽にできるし、焼き鳥にも使える。

最近は子持ちシシャモをエアフライヤーでやってたんだけどものすごい速さで出来上がってチマチマ出来立てを食べることができない。

天気のいい日に酒飲みながら、外でシシャモを焼きながらチマチマお酒を飲む日が来るのかとおもうと待ち遠しい。笑

そろそろ牛タンも仕込んで、ネギタンなんてしながらぼーっとウイスキーを飲むのも いとをかし。

 

まじ、卒業して夢膨らむわーーーー。