息子の校内日本語スピーチコンテストがありました。
今までずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと息子はこういうのがあっても内緒にしてました。
それを先生もわかっていたんでしょうね。
親に伝えてください。じゃ、伝えない子供もたくさんいるって。
そんなわけで学校から校内スピーチコンテストがあるという手紙に加え先生からEmailが来たんですよ。
それを知らない息子は私が見に行くと伝えたらびっくり。
なんで知っているの?こないで。と・・・。
必要以上になんでも秘密主義の息子。
よくないです。
なんでもかんでも無駄にプライバシー。
学校の友達についても教えてくれない。
友達を連れてこない。
誰と遊んでいるかも教えてくれない。
だいたいなんでも内緒にする子供はろくなことをしていないか、内緒にしないといけない理由があるということで余計親に目を付けられるということを理解していない模様。
秘密にしようとすればするほど、親から探られるのにね。
そんなわけで行きました。
来ないで。恥ずかしい。と、言われましたが、親ですから。行きたきゃ行きます。
学校の日本語クラス。
レベルは4つあり、ウチの息子はレベル2。
日本人がぜーーーーんぜんいない学校なんでもちろんウチの子の日本語は断トツですよ。当たり前です。
それより私は去年から習い始めたばっかりの子供たちが1年ちょっとでどのくらい上達するものか見たかったんですよ。
レベル3ってのは3年目。その上が4年目。
敷いていうならば私が中学校で初めて英語を習い始めたような感じ。
レベル2ってのは私が中2の英語のレベルを日本語に置き換えた感じかな?とか思いながらスピーチを聞いていました。
最近のアニメブームのおかげか、日本語クラスをとっている子がたくさんいるのに驚きました。
そしてたった2年間でひらがな・カタカナをかけるようになってちょっとした会話もがんばっている。
みんなすごいなぁーって関心してました。
内容は小学生低学年の夏休みの日記程度の文章なんですがね、それをたった1年ちょっと前に日本語を習い始めた子がやるってのはなかなかのものです。
そんなスピーチコンテスト、息子は自分のアイデンティティーについて話をしていました。
ハッキリ言って日本語の文章能力はたいしてないだろうと期待せず行ったんですが、それを裏切るかのように文章校正がなかなかちゃんとしていた。
自分自身のバックグラウンドから日々の葛藤、そしてその葛藤から得た自分自身の答え。
日本人の作文に多い事実だけを淡々と話すのや、「あらすじ」をひたすら話すのとは違い思ったこと、考えたこと、自分自身で出した結論がきちんと書けていた。
秘密主義の息子、そのベールに隠されて何もわからなっかった何年間かの間に実はちゃんといろいろできるようになっていたことに驚いたわけです。
あとね、スピーチでわかる家庭の金持ち度。笑
もうね、スピーチの内容でわかるんですよ。別荘で遊びましたー。とか、去年はこの国とこの国とこの国行きましたーとか、週末は家族で外食しまーすとか。
我が家とは次元が違いました!!
そんでもってウチの息子がかたくなにブロッコリーみたいな髪の毛をしたがる理由がよーーーくわかった。
男の子みんなブロッコリーみたいな髪型してんのよ。
見渡したら笑っちゃった。もうね、みんな。一人だけ花輪君みたいなすっきりカットの子がいたんだけど、その子が超イケメンに見えるぐらいみんなブロッコリー。
ブロッコリーカット、頭よく見えないのにねー。流行ってるみたいよ。眼鏡にブロッコリー。
このブロッコリーカット、直毛の日本人には無理なのよー。
我が家はちょっとカールがあるからかろうじてできているけど、アメリカ人の子たちはみんなパーマしてるのかな?
きれいなブロッコリーになってた!

