安倍元首相が銃で撃たれて亡くなりました。

オフィスで夜11時ちょっと前まで勉強をしていて家についたら友人がメッセンジャーで教えてくれたんです。

で、ニュースを見たら撃たれたと。

至近距離で、散弾銃または自作のショットガン。

1発は確実に身体の幹の部分にあたっているらしい。

 

もうその時点で銃社会に住む私からすると 普通なら生きてはいない となるんです。

日本のニュースでは心配停止とあり、そこから厳しい状態となり、集中治療室で・・・とありましたがご家族が病院に向かう道中、メディアで家族の死亡を知ることのないよう、最後のお別れができるよう、延命しての配慮だったんだと思います。

銃は心臓にあたらなくても大量の血液を失います。

ましてや散弾銃だったらなおさら。

 

そして今回一番ビックリしたのが周りにいた一般市民の対応。

アメリカなら銃声のみならず、パンっ!と音がなったら 銃ありき の世の中ですからね、もうみんな一斉に逃げます。

ものすごい勢いで逃げます。

が、やはり銃ありきの社会で過ごさない日本、パンっと音がなり、誰かが倒れ、オバサンたちが「やだ、ピストル―?」なんて言っているけれどそのまま見続けている。犯人がまだ銃をもって取り押さえられている時も普通に車が通り、普通に自転車でおっちゃんが野次馬し、ほかの人たちはカメラで撮影。

日本で銃ってのもビックリしたけど、やっぱり銃社会に住まない人たちの対応の違いもビックリしました。

アメリカなら、他にももしかしたら共犯者がいるかも・・・と、もう一目散に逃げるんですよ。

なんせ日本の学校に地震や家事の避難訓練があるように、不審者が学校に入って来たための訓練もあるぐらいですからね。

 

みんなパンっという音に敏感からか、私の家の周辺では花火の使用も規制対象です。

ま、そのほかにもカリフォルニアなど干ばつのひどい場所は火事の可能性や、大都市では人に危害を加える可能性があったり、そういう理由で規制があるのですが、多々ある理由一つに銃声との混同もあげられます。

ノースカロライナは一部の花火のみ合法です。

合法なのは手でもって、火花が手で持っている花火から離れず出るタイプ。あとは地面に置くタイプで、かつ火花が地面(花火)に接地したままのタイプ。

わかりにくいですが、ま、とにかく何か飛んで行って爆発するタイプがダメってことです。

なので手でもつ普通の花火はOK。自分の手や地面から火薬が離れてぴゅーんと飛んで行くのもNG。かつ、パンっと爆発するのもNG。そんな感じです。

ですが7月4日の独立記念日はみんな他州から仕入れた花火を独立記念日花火大会のどさくさに紛れて打ちまくるツワモノがご近所にいました。このあたりは暗くなるのが夜9時を回るのですが、9時半から10時まで30分間、パンパンパンパンものすごい音が鳴ってましたね。本当はダメなんですが・・・。

 

私、大学のとある授業でライフルとピストルやったことあるんですが威力すごいです。

とにかく言えるのは銃は怖いってこと。

職場の近くのスーパー、ランチ帰りの道中、ニアミスといいますか、あと5分違ったら私もあそこにいたという事が何度かありました。息子の学校に不審者が入ったとメールが来た時もものすごく心配になりました。

ヘンテコと言われた安倍夫人。でも夫婦仲はすごく良いで有名。残された奥さんの精神状態も心配だね。

だからこそお別れできるよう延命したと思うんだけど・・・生涯のパートナーがいきなり突然いなくなったら私もダメだな。

あぁ、世の中がより平和になりますように。