アメリカ。日本よりも国土が広く、ご当地のお土産とか特産物とか日本より少ないけれどもやはり地域の特色というのがあります。
歴史を反映していたり、土地の産物を反映していたり、いろいろ。
その1つ、家なんかも結構ちがうんです。ま、私が住んだところをもとにちょっと住宅事情についてお話を。。。
フロリダの家はスペイン様式の家や、どちらかというと平屋が多いですね。
家の中もタイルで天井が高く、庭にプールがある家も珍しくありません。
以前住んでいたところのご近所では家の裏庭の水路にワニが出てきたり、幹線道路にアルマジロが出たり。
湿気に加えて湿地があり、早朝は濃霧で覆われ夕方は必ず同じ時間に通り雨。
フロリダの人たちは太陽の暖かいひざしを浴びるのが大好きなので家によっては「フロリダルーム」と呼ばれる通称サンルームを好む人もたくさんいます。雨の日はサンルームで雨を見ながらボケーとしたりするのです。 レッドネックと呼ばれる飲んだくれの親父たちは、日差しを浴びて首元を真っ赤に焼きながらビールを外で飲んでいるところからレッド(赤い)ネック(首)と呼ばれるようになったそう。ちょっとした軽蔑用語です。
案の定、隣のおじさんは自家用ボート(これも持っている人結構いました。)で海に行けない日はガレージを開けて、軒先に座りながらバドワイザーを飲んでました。
インディアナはまたぜんぜん違いました。2階建てのレンガ造りの大きな家。1階から2階の最上部まで吹き抜けのエントランスホールやリビング。大きな暖炉もあります。1階建ての平屋は新興住宅街には少なくなりつつあるけれど、フロリダのタイル張りのフロアではなく床張り。
だいたいの家にはベースメントがあります(フロリダでベースメントのある家は比較的少なかったかも)。
冬は長く寒いので暖炉は必須。私にはあまりの寒さにあそこに住む気にはならなかったな。。。
こっちの人たちは軒先で飲むのではなく、自分の家の庭でバーベキューをしながら飲むスタイル。秋には焚火をして火を囲んでマシュマロを焼きながら飲んで会話を楽しむスタイル。が、秋と言えども私には寒くて寒くて・・・すぐに家の中に避難しました。
ホームアローンで見るようなコロニアル系のレンガ造りの家は北部でよく見れます。
カリフォルニアの家は北部のレンガ造りの家とは違い、いたって普通。壁もベニヤに石膏を塗ったような感じ。メキシコ系のかわいい家もあるけど、これといってアメリカンな感じはあまりしない家が多かったかも。
中も普通。天井がものすごく高いわけでもなく、超ビックな吹き抜けがある家もあまりなく、やっぱり人口密度が高くて家の広さがほかの場所に比べて小さいせいか(とはいえ日本の家よりはるかにデカい)パっとしない。
ただメキシコが歴史的背景にあるのでスパニッシュ系のかわいいお宅は壁の色がちょっと違ったり、結構たくさんの家に瓦が使われているのでかわいく見える。インディアナやフロリダなんかは紙やすりを分厚くしたようなものを屋根に貼るタイプなんだけれど、カリフォルニアはオレンジ色の瓦のようなものを屋根にするのでかわいく見える。
ノースカロライナはというとまさに南部の色が出ている家。
家の軒先にはポーチがあり、そこに家具を置いてゆっくりできるスペースが。ちゃんと電気もあって、中にはシーリングファンまでついている家もあって、椅子やソファーのセットを買って設置するのです。
家によってはブランコ置いてあったり。通る人すべてが見えるのでここをゴージャス、またはきれいにするのが見栄っ張りの力の見せ所なのです!!
結構南部の人はこのスペースがないといや!っていう人もいるみたい。さすがに玄関先で談笑している人なんてアメリカのほかのどこにもいなかったけれど、ここにはいるのです。
ポーチで座って話をしたり、お酒を飲んだり、甘ったるいスイートティー(南部名物)を飲んだり、勉強をしたり。裏庭でやるのではなく、なぜか玄関先でやるのです。ぶっちゃけ、人間ウォッチングをしているんだと思います。
我が家の玄関ポーチには何もなかったんだけれど、ご近所さん宅で雨の日に雨を眺めながら話をしてワインを飲んだら玄関飲みも悪くないなーなんて思い始めてとうとう私も家具買っちゃいました。
旦那からは「お前もとうとう南部人だ!」なんて言われるくらい南部なんです。
実際に昨日初めてお客さんを呼んで玄関先で飲んだけど・・・
楽しかった!!!!!
そして何がいいかって、陰のない直射日光にバリバリ当たる庭じゃないのがよりGOODってこと!
中庭にいたら暑すぎて10分もいたら汗出たのに、玄関ポーチだと陰だし風が通るからびっくりするぐらい涼しい。
というわけで私のすんだ場所の住宅事情をお話ししました。
今の玄関ポーチは一時的なデコレーションでこれからちゃんとした家具が来るので、また家具が来たらアップデートします!




