地震に備えるため、本年度から区役所の第3庁舎で、井戸水を飲用にかえるろ過装置が導入されました。
これは、地震などの大災害に備えようというもので、このろ過装置により、一日当たり災害5万人分の水をろ過でき、飲用水として使用できます。
私も視察してまいりました。
地下120mまで掘って汲み上げた井戸水を2つの機械でろ過する仕組みになっており、災害時には5万人分(150トン)の井戸水をろ過できますが、通常は1日当たり約10トンの井戸水を汲み上げて区役所で利用し、水道代を節約しております。
実は、区内には井戸水が豊富にあり、この水を有効活用しない手はない、ということで、今回の設置が決まりました。これにより、ペットボトルの備蓄の消費期限や備蓄場所の問題も解消され、備蓄のメンテナンスの面でも、経費削減になります。
この下に、井戸水があります。