本日は、都市整備委員会の続きです。



本日は次の2つ。



●夏の節電対策について


●東日本大震災による被災者・避難者への住宅支援の拡充について(民間賃貸住宅への入居支援)



まず、




●夏の節電対策について



区では、昨年度の夏季の最大使用電力から15%以上の使用電力の削減に取り組む。





節電対策のポイント


71日~930日の期間で、電力需要のピークとなる平日の10時~21時の節電の徹底を行う。





○区役所庁舎・各施設で、節電計画を作成し、使用電力量のモニタリングを行う。


◎庁舎の具体的な取り組みについて


・室内照明は、廊下3分の1以下、執務室は2分の1以下に落とす。なお窓口対応に無理のない明るさを確保し、不要な部分の電灯の消灯を徹底する。


・パソコンの不要時節電の徹底、OA機器の稼働数の削減。


・エレベーターの稼働台数の制限。


・エアコンの設定温度28℃の厳守。


・各庁舎では、18時に一斉消灯を実施。残業をする場合には、必要最小限の照明を再点灯する。


・全庁的な定時退庁日を、水曜日+もう1日、輪番で設定。

定時退庁の輪番体制

月曜日:区役所本庁舎、世田谷支所

火曜日:北沢支所

水曜日:全庁

木曜日:玉川支所

金曜日:砧・烏山支所




◎区民利用施設の取り組みについて


・集会施設(区民会館・区民センター・地区会館・区民集会所)

電力需要が最も高まる13時~17時について、全部または一部の貸し出しを制限する。


・スポーツ施設

電力使用量の大きい総合運動場を中心に、節電の行い、総合運動場内の各施設の夜間利用を、輪番で利用休止する。また世田谷公園の野球場の夜間利用は、2面のうち1面のみの利用。


・生涯学習施設

図書館・郷土資料館は、月曜日の休館日に加えて週に1回休館日を設ける。(輪番で行う)


・教育関係施設

教育センターのプラネタリウムの特別投影の中止や学校夏季休業中の一般投影の制限を行う。


・その他の施設

噴水、せせらぎの浄化施設などは、公演ごとに時間帯を分けて輪番運転する。公園灯等の照明は、防犯・安全上必要最低限のみとする。また、区街路灯は、蛍光灯2本のうち1本のみ。







●東日本大震災による被災者・避難者への住宅支援の拡充について(民間賃貸住宅への入居支援)



これまで区は55戸を提供し、被災者の受け入れを行った。

今後、区は不動産店団体と連携し、無償・有償の民間賃貸住宅の情報提供及び家賃助成を行う。



○支援対象者

下記のいずれかで、世田谷区に避難している方、または今後避難予定の方

・東日本大震災により、移住困難になった被災者

・福島第一・第二原子力発電所周辺で、国から避難指示他出された地域の避難者



○入居条件

・期間:6カ月

・敷金、礼金:免除(家主負担)

・光熱水費:自己負担

・補助内容:区は、家賃の半額(上限6万円)、及び原状回復費用を補助



○提供戸数:50

区内の不動産店団体に、無償又は有償で被災者等の受入可能な民間賃貸住宅のリストアップを依頼する。



○入居者の募集等

61日以降、提供住宅の準備が整った日から受付開始



○経費:約3350万円





次回は、平成23年度都市整備主要事務事業について、書かせていただきます。