先日、岡本公園民家園に行ってまいりました。
皆さん、「岡本公園民家園」をご存知でしょうか?
岡本民家園は、江戸末期の生活様式と慣習を伝承するため、古民家や土蔵、また農作業の器具などをそのまま残し、展示してあります。
また季節ごとにまた、農村に伝わる行事等も行っており、昔ながらの生活や風習を体験することができます。
一般公開しており、料金は無料です。
ここで、世田谷区内の民家園について、書かせていただきます。
現在、区内には岡本公園民家園の他に、次大夫堀公園民家園があり、一般公開しています。
簡単に2つの民家園について、紹介させていただきます。
●岡本公園民家園:
・昭和55年12月に開園。
・区の有形文化財第1号に指定された旧長崎家住宅主屋と、土蔵1棟、椀木(うでぎ)門を復元し、江戸時代後期の典型的な農家の家屋敷を再現している。
●次大夫堀公園民家園
・昭和63年11月に開園。
・名主屋敷(主屋1棟、土蔵2棟)、民家2棟、消防小屋などを復元し、公園内の次大夫堀や水田とあわせて、江戸時代後期から明治にかけての農村風景を再現している。
両民家園では、「生きている古民家」をテーマに、囲炉裏には毎日火がたかれ、家の中や軒下には民具が置かれており、中にも自由に入ることができ、民具などに触れることもできます。
私も今回、岡本公園民家園に行き、実際に江戸時代の農家の家屋敷を見てまいりました。
この茅葺きの民家は、旧長崎家住宅主屋です。
この旧長崎家は、現在の瀬田に建っており、江戸時代後期の建物で、食い違いの四ツ間取りの形式を持ちます。村の民政を行っていた村方三役の1つ、百姓代の家だったそうです。
これは、大釜です
これは土蔵です。
民家の横には、昔に利用していた農耕器具がありました。
最後に、岡本公園民家園の場所と開館時間、催し物等を紹介させていただきますね!
岡本公園民家園
●住所:東京都世田谷区岡本2-19-1
●電話:[民家園]03-3709-6959
●交通:
・バス世田谷総合高校(二子玉川駅~調布駅南口・成城学園前)
・バス民家園(二子玉川駅~成育医療センター前)
●開館時間:
民家園 9時30分~16時30分
●休館日:
月曜日(祝日にあたる場合は翌日)、年末年始(ただし、1月1日は正月行事のため開園)
●入場料:無料
●催し物等:
・四季折々に『民家園教室』『年中行事』『民間暦』等を行っている。
・民家園教室:「藍染め教室」「糸つむぎ教室」「紙すき教室」「そば打ち教室」「味噌作り教室」「わら草履作り教室」など。
・民間暦:村の家々で行われていた行事を再現するもの。
皆様も是非、行かれてみてはいかがでしょうか?