本日は、企画総務委員会所管分の続きです!
●区のおしらせに掲載されている「区民のひろば」ついて
◎「区民のひろば」とは?
・区のお知らせ「せたがや」の1日・15日号に掲載されており、区民の方が自主的に行っている地域活動、例えばカラオケサークルやダンスサークル、野球倶楽部などのサークル情報や、パソコン教室やフリーマーケット、陶芸作品展などの催し物情報を掲載しているコーナー。掲載されている活動は区の事業ではない。
この情報を区民の方が見て、直接その担当者に連絡して参加する。いわば区民の方々同士の情報交流の場である。
◎取り上げた理由と現状
・世田谷区の65歳以上の高齢者人口は約16万人、そのうち介護認定を受けていない人は約85,4%に上ることから、今後高齢者の方が活き活きとすごすためには、サークル活動等の情報提供の場づくりが必要である。
そのような中、区のおしらせの「区民の広場」では区民の方々をつなぐ役割を果たしている。
・私の知り合いの方も、サークル活動に参加したいと思って、区のおしらせに載っている「区民の広場」を見て参加をし、そこでさらに友達ができて、さらに口コミで広がって、今ではいろいろなサークルに参加している。
・しかし区のお知らせの紙面の都合上、数ヶ月掲載を待っている団体もあり、掲載されるサークルも数が少ない現状がある。
・次のようなご意見をいただいた。「趣味としていろいろなサークルに参加したいけれど、掲載している数が少なく、また活動地域が自分の住んでいるところからは遠い。もっとたくさんの情報が載っていればいいのに・・・」
・現在、どのようなサークルがあるか、という情報を知るためには、区民の広場のほかに、各総合支所の地域振興課の窓口でサークル一覧を見て、持ち出しはできないのでその場で書き写すか、もしくは、老人会館内にある生涯現役情報ステーションまで足を運ばなければならない。
◎「区民の広場」で紹介されるサークルや催し物の基準と、掲載希望の数
・掲載基準:区内在住者を主な構成員とする団体、もしくは区内に事務所を有する団体が主催するもので、区内で行われる催し物または活動であること。営利を目的とするもの、宗教や政治活動に関係するものは掲載不可。
・掲載希望の数:平均して月60件~70件程度の申し込みがある。催し物は開催日に合わせ、希望の発行日に掲載している。会員募集は、先着順での掲載となっており、紙面上の都合上、数か月待ちという場合もある。
ひうち質問
区のおしらせの「区民の広場」では、区民の方々の活動の場を紹介するなど、区民の方々をつなぐ役割を果たしている。しかし区のおしらせの区民の広場は掲載希望が多く、紙面の都合上、数ヶ月待ちになっているおり、また掲載されるサークルも数が少ない現状がある。
区内でどのようなサークルがあるか、という情報を知るためには、区民の広場のほかに、各総合支所の地域振興課の窓口でサークル一覧を見て、持ち出しはできないのでその場で書き写すか、もしくは、老人会館内にある生涯現役情報ステーションまで足を運ばなければならない。
区のおしらせの区民の広場は掲載希望が多く、数ヶ月待ちになっているとのことだが、たとえば、ホームページには、より多くの情報を掲載できるので、ホームページ等を用いて紹介できないか。区の見解を伺う。
答弁
・区の公式ホームページでは、区の行政情報を広く正確に知らせることが目的。よって現在は、区民の方の情報や活動内容をお知らせするものとはなっていない。
・団体の紹介を区のホームページに掲載することについては、インターネット上データベースとして掲載することになり、各団体員の個人情報のセキュリテイー問題や、どこまで情報を載せることが可能か、といった課題がある。今後関係所管と調整しながら検討してまいる。