昨日の続きです


その3

今後の図書運営について

以前もいろいろと提案させていただいたが、まず所蔵資料やレファレンスサービスなど、図書館の本来の機能を整備したうえで、図書館どうしや学校とのネットワークの充実、ICTを活用した資料提供、また特色のある図書館の構築、などが求められていると思う。

ひうち質問3

その中でも、区内16の図書館それぞれが専門的な部門を兼ね備え、それが全国的に有名な、16の専門図書館を作っていただきたいと考える。

例:

・文学図書館(横溝正史や中村丁女など、世田谷区ゆかりの文学者が数多くいることから)

・アニメ図書館(サザエさん・ウルトラマンなどから)

Park図書館(駒沢公園・世田谷公園など、区内には公園が多いことから)

・フラワー図書館

・文化財図書館

・遺跡図書館など

また、世田谷区の文化力を生かし、世田谷美術館や文学館と連携した、目玉となるような企画展示を行って来客数の増加を図っていただき、多くの方が利用しやすい図書館づくりを目指していくべきと思うが、いかがか?

答弁

○図書館ビジョン素案において、今後の地域図書館運営の基本方針として、地域特性を活かした図書館という項目を掲げ、各図書館で立地特性等を活かした特色ある運営を行うもの、としている。

○例として、区民センター等と併設した図書館では、合同のイベント開催や相互の交流、周辺に歴史的資産等がある場合には、それを活かした資料展示等、それぞれ特色ある企画運営を行っていく。

○ご指摘の美術館との交流は、玉川図書館で美術館の図録(展示目録)の展示準備を進めており、文学館と中央図書館では、共催事業を実施している。

○いずれにせよ、従来の画一的と言われる図書館運営から、中央図書館を含め、16の特色ある図書館づくりを目指していく。

ひうち要望

図書館は知の宝庫。各地域の特性を生かし、情報発信の拠点となるような、そして人々が足を運びやすい夢のある図書館を作っていただきたいと思う。