ごあいさつ

 

 私は2015212日を持ちまして【減税日本】を離党いたしました。

ここに私の思いを簡単にお伝えさせていただきます。

 

 4年前に河村たかし市長が提唱しておりました『庶民革命!』というスローガンに、私は大きく感銘を受け、もしかしたら私のこれまでの経験を政治の中で活かし、多くの人たちの役に立てられるかもしれない!という思いで、思い切って政治の世界にチャレンジいたしました。

 

 2011年の愛知県議選にて、名古屋市千種区の有権者の方々から12,388票もの多大なる負託をいただき、県議会議員として選出いただきました。

それからというものは、多くの方々からの叱咤激励、ご支援のもとで、精一杯お仕事をさせていただいて参りました。

 

 河村市長が巻き起こした署名活動、住民投票、名古屋市会解散という大きな議会革命の旋風が、馴れ合いだった古い地方議会の、とてつもなく厚くて冷たい壁に、針の穴ほどの風穴を開け、私を含める多くの一般の社会人が議員として地域の代表として選ばれ、市民県民の声を市政、県政に届けるチャンスを与えてくださったということは、非常に大きな意味があったと思います。

 

 河村市長が私に政治の世界に入るきっかけを与えてくださり、心から感謝している気持ちは今でも変わりはありません。

しかし、私の飛び込んだ減税日本という地域政党という組織は、『私にとっては』夢を叶える場所でもなければ、理想に近づく場所でもありませんでした。本当に残念な思いでいっぱいです。

 

 このような思いで、減税日本は離党させていただいたわけでございます。

 

 この期に及んで無所属でも次期県議選にチャレンジしようかどうしようかと迷っていたところに、【次世代の党】から公認をいただくお話があり、私は熟考に熟考を重ねた上、次なるステップといたしまして、お受けさせていただくことにいたしました。

次世代の党は、平沼赳夫衆議院議員を筆頭に、参議院議員が6名、計7名の国会議員が所属する小さな政党でありますが、しっかりした国家感を持ち、発言する国政政党なので、その少し厳格な柱をベースに、私の女性や若者の支援政策、子どもたちの教育に関する政策などを愛知県から発信し、大きく広げて行きたいと思っております。

 

 私はこの4年間、議員として活動させていただく中から、多くのことを学びました。

 

市民・県民のための政治とは?

市民・県民にとっての行政とは?

みんなが幸せになる地方自治とは?

 

 その明確な答えはありませんが・・・

政治とは勝ち負けのゲームでも

金儲けのギャンブルでもないこと。

また傷つけ合う場でもないはずだということ。

真の政治とは、声なき声に耳を澄まし、

きっとどこかにある正義と真実を見つけ、

みんなが幸せになる方法を探す場ではないかということ・・・。

 

 人生に前向きに頑張る人や、思いがあってもその声が届かない多くの人たち(サイレントマジョリティー)に寄り添い、そんな人たちが報われ、幸せになる社会をめざして、これからも精一杯頑張りたいと思います。

これを機に国とのパイプを生かして、市県民の声を市や県だけに留まらせず、国にもしっかりと届けて行けたら、と思っておりますので、これまでと変わらぬご支援とご指導を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

東ゆうこ