==あいちビジョン2020編==


今年3月に策定された『あいちビジョン2020』は大きく分けて12の課題に分けて取組が開始されています。

そのうちのひとつは文化とスポーツによって愛知県の魅力を発信すること。

愛知県は、世界から人を惹きつける魅力ある大都市圏を構築して、人、モノ、情報、カネを世界から集めることを最重要課題のひとつにしています。


文化


① 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」を継続開催 → 国際的に認知される現代芸術イベントとしての地位を確立する。



② 愛知芸術文化センターでの質の高い舞台芸術や美術展等の開催 → 推進し、芸術創造・発信機能を一層強化していく。



③ 次代を担う子どもの育成 → 文化芸術を体験する機会を提供するなど、学校での参加型プログラム活動等を展開していく。



④ 愛知県立芸術大学の新デザイン棟の整備と教育研究のさらなる充実 → 地域の文化芸術を担う人材や、国内外の第一線で活躍する芸術家の育成をめざす。



⑤ 文化芸術の担い手(芸術家等)と支え手(鑑賞者等)双方の育成 → 担い手と支え手を結びつける人材(アートマネージャー)の育成を図る。



⑥ 愛知芸術文化センターや愛知県陶磁美術館の事業展開を拡充 → 県民、NPO、ボランティア、企業等が協働し、多様な交流・創造を図る。



全国・世界規模のスポーツ大会の育成・招致


❶ 愛知県で開催されるスポーツイベントで世界から人を呼ぶ → 「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知」や「新城ラリー」、「アイアンマン70.3 セントレア知多・常滑ジャパン」など。



❷ 新たな大会の立ち上げと招致活動 などをワンストップで行う組織『スポーツコミッション』の設置に向け取組 → → トレイルランニングやウルトラマラソンなど。




 私の個人的な見解・・・

文化芸術の担い手の育成のためには、愛知県芸術大学を始め、その他、文化、芸術に関連する教育機関で学ぶ多くの生徒たちに実社会でもっと活躍する場所や機会を提供することも大切だと思います。

自治体が開催するイベントは年間を通しても愛知県内では数え切れないほどあります。そういったイベントなどで演奏したり、作品を展示したりすれば、イベントも活気づくのではないか思います。

例えば、名古屋港水族館や、東山公園、県図書館、都市公園等の公共施設などでも、活動の場が広がれば、私たち県民も日常の中で芸術に触れることができ、多少なりとも心も豊かな生活を送れるようになるのではないかと思います。


学生たちがせっかく芸術の腕を長年に渡って磨いても、それを披露する場所も少なければ、仕事として生かす場所も殆どない、というのが愛知県のみならず日本全体の現状です。


ぜひとも、芸術家を目指す若者たちがあらゆる場所で多くの経験をし、活躍できるような新たな試みも我が県としてぜひ、積極的に取り組んでいただきたい!と切に思います。



【あいちビジョン2020】の2014年~2016年の実施計画の詳細はこちら
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http://www.pref.aichi.jp/…/a…/aichivision2020report2014.html