昨日の午前中は環境にやさしい循環型社会の構築に先駆的に取り組んでいる愛知県稲沢市に本社、本店を置くユニー株式会社【リーフウォーク稲沢】に視察に行って参りました
ご存知の通り、ユニー(株)は中部地区を中心にAPITAやピアゴなど226店舗を運営する巨大企業です。

その東海を代表するスーパーマーケット、ユニー(株)の環境を大切にする取り組みは、2014年愛知環境賞の銀賞を獲得したというだけあって半端ではありませんでした















店舗入り口には
牛乳パック、プラスチック、ペットボトルなどをご来店のお客様から回収するボックスが設置されており、それぞれのボックスには、ゴミとして捨てられた牛乳パックやプラスチック、ペットボトル等がリサイクルされた時にどんな商品になって活用されるのか、再生後の商品をディスプレイした上で簡単な説明も掲示されていました。



































このようなちょっとした工夫で、少し面倒でも家庭で出たゴミをわざわざ買い物するときに持ってきてくれるお客さんが増えるということでした。

牛乳パックのリサイクルはトイレットペーパーとして自社製品を作り販売していました。





働く側のエコ意識も筋金入りで、作業場や倉庫の電気などは、ただ単に電気をつけずに節約するのではなく、常時つけておく電気と必要な時だけつける電気とを使い分けられるちょっとした工夫 → つけたり、消したりが簡単にできるようなスイッチの紐がぶらさられていましたが、これはいいアイディアだな、と思いました。(^^)








生ゴミを農家の堆肥に活用できるような車内の取組も徹底していて、店内で出る生ゴミの分別も徹底して行い、分別された生ゴミを提携しているバイオマスリサイクルマネジメントの会社【(株)D.I.D】で堆肥として加工し、農家に肥料として買ってもらっているということでした。
★ ユニーは店舗から排出される約8万トンの廃棄物を分別・計量することにより、発生抑制・リサイクルの推進に努めているそうです。
★★ 食品廃棄物を再資源化したリサイクルループが日本で初めて国に認定されたそうです。












その他レジ袋の有料化を愛知県で最初に進めたのも、この会社、ユニーグループということで、
年間約300万枚を節約することになっているそうです。

このようにユニー(株)は営業活動を通して【低炭素社会】【循環形社会】【自然共生社会】を構築し、持続可能な社会の実現を目指しているということですが、この取組が日本全国に、そして世界へも大きく波及していくことを期待するばかりです。
今後未来に向かって『行政』・『企業』・『消費者』・『子どもたちの教育』の4位一体の取組を一層強化していく必要があると思います。