トヨタ自動車株式会社が、究極のエコカーと言われる燃料電池自動車(FCV)を本年度内に販売開始すると発表したことに伴い、愛知県は、FCVの普及を促進するため、

①公用車として率先導入

②自動車税の課税免除を実施

③愛知県の既存の補助制度の対象に追加すること

知事が昨日定例記者会見いたしました。




今朝 (7/23) の中日新聞の記事


 愛知県は、トヨタ自動車株式会社の燃料電池自動車(
FCV)の販売開始に伴い、自動車環境対策及び産業復興の観点から、FCVの普及により一層力を入れて取組む姿勢です。

 
★有害物質を排出しない地球にやさしい車を普及させて行くことが、これからの全世界に共通する課題なのではないかと、私も強く感じているところです。


【取組内容】

  公用車として率先導入

 FCVを発売と同時に公用車として率先導入し、環境学習などのイベントに活用。

 

  自動車税の課税免除

 本県独自の取組として、今年3月末に電気自動車及びプラグインハイブリッド自動車に係る自動車税の課税免除期間を3年間延長しました。FCVも課税免除の対象とし、新車新規登録を受けた年度の月割分と翌年度からの5年度分を全額免除。

 

  愛知県の既存の補助制度の対象に追加

 FCVの導入を、愛知県独自の「低公害車導入促進費補助金」の補助対象に追加。

 


(参考)

トヨタ自動車株式会社は、6月25日、燃料電池自動車(FCV)を2014年度内に発売開始することを公表。

FCVは、走行中にCO2や大気汚染物質を排出しないほか、航続距離も約700kmを確保しているなど「究極のエコカー」と言われています。



これからFCVの普及に期待するところですが、一番の課題は水素ステーションの設置場所をどれだけ増やしていけるかということだと思います。ちなみに愛知県が策定している水素酸ステーションの設置予定(目標)数は2015年までに県内に20基、10年後の20125年までに100基ということで、数字としては非常に少ない感じがします。これに伴い民間でどれだけの整備が広がって行くかがキーポイントになってくるのかな、と感じています。

ご参考までに愛知県の地域別水素ステーション必要整備数の資料を添付しておきます。 






お問合せ先

愛知県環境部大気環境課地域温暖化対策室

自動車環境グループ

電話052-954-6217(ダイヤルイン)