この一年実にたくさんの視察をして参りましたが、次々に議会や公務、さらに次の視察が入り、ブログにアップできなかった視察レポートもたくさんもありますので、この年末年始をまたぎ、さらに1月いっぱいかかってしまうと思いますが、順次アップして行きたいと思います。

野生のエゾシカを生きたまま捕獲し、一時牧場で養鹿(ヨウロク)してから、ジビエ肉として販売し、市民の食卓にまで浸透させることを目標に積極的に取組んでいる釧路市にある北泉開発株式会社と釧路市役所に活動状況の視察調査を先月中旬にしてきました。


愛知県でも近年、イノシシ・シカ等の野生鳥獣による農作物被害は深刻化し、愛知県においても年間約6億円の被害があり、大きな問題になっています。本県では年間約8000頭ものイノシシを捕獲して殺傷処理しているというのが現状で、その費用も莫大なものになっています。そんな状況の理想的な対策として愛知県は三河地方の野生のイノシシやシカの肉を『県産ジビエ』として家庭の食卓でも美味しく食べてもらう取組に力を入れています。

しかしまだまだ消費者である一般の愛知県に広く行き渡っておらず、安定した流通システムも確立されていないのが現状です。
ぜひ、他県のいい取組を本県にも積極的に取り入れ、独自の方法で鳥獣被害の軽減とジビエの普及により一層の力を注いでいかなければならないと思ってます。

釧路市でエゾシカ肉の普及に取組んでる中心的な人物である北泉開発株式会社の統括本部長さんのインタビューと、釧路市役所の産業振興課のご担当の職員さんのご説明をまとめてみましたので、お時間、ご興味のある方は一読なさってくだい。


一般の方向けの「エゾシカ学習館」(11月オープンしたばかり)前で曽我部様と




『エゾシカの有効活用!』北海道釧路での取組の視察レポートはこちら→